小布施のジャズ喫茶 BUD

♪日々好音の米蔵空間で薫り高い神戸萩原の炭火焙煎コーヒーを♪

今日の出会い「モーツァルトと即興演奏」

フリードリヒ・グルダ
モーツァルト 「ピアノソナタK.545」
モーツァルトは当時、最高のピアニストでもあった。
その演奏は、美しい音の技術と共に、
即興演奏によって人々を魅了し人気を博した。
即興演奏の面白さを聴衆は 求め評価した時代だった。
彼が亡くなったとき、ウィンー子はモーツァルトのピアノを、
もう聴くことができないと悲嘆に暮れたという。
(そこを埋めるように現れたのがベートーヴェンだった)
ウィンー子が聴いていたモーツァルトの演奏 を
聴くすべはないが、当時の熱狂を再現できるような
音楽家が出現しないものかと、朝から夢を見てしまった。 

ジャズの醍醐味 トミフラ「オーヴァーシーズ」

トミー・フラナガントリオの「オーヴァーシーズ」は
紛うことなくジャズの醍醐味を聴かせてくれる。
小気味よくスウィングするトミフラの心地よいピアノ。
脇を固めるリトルの分厚いベース。
そして縦横無尽、思いのまま奔放にブラシを振るうエルビンのドラム。
これはもう実にスリリングなライブ感覚に浸るような気持ちになる。
エルビンがブラシワークで叩き出すビビッドな躍動感は、
底知れぬパワーを秘め、時にマグマのように噴き上がり突き上げる。
ブラシが生き物のようにドラム上を跳ね踊り、
そして叩かれ弾かれた音もまた、
生き物のように地を這い空中で舞う。
かと思えば、エンディングにシンバルが震える繊細さはどうだろう、
エルビンの息遣いが音になって聞こえてくるようだ。
ドラムから命ある音を引き出せたのはエルビンをおいていない。
ジャズが第一級の芸術であることは、このアルバムを聴けば肯けると思う。

 

臨時休業のお知らせ

誠に申し訳ございませんが、
10月29日 日曜日
臨時休業いたします。


総選挙を前にして

22日は 総選挙。
日本の行く末が決まります。
安倍は頭が悪い個人的な劣等感の屈辱を晴らし、
自己の優位を確立せんがために、
抑圧的な政策を実行しようとしている。
今まさに、国民はその犠牲になりつつある。
恐らく安倍が先導し扇動する空っぽの泥船に、
大多数の空っぽの人が乗り込み、
日本は沈んでゆくのでしょう。
あまり気持ちのいい風景ではありません。
年老いてそんな日本に立ち会うとは思っても見ませんでした。
バカな選択を見届けるのは悲しく腹立たしいことです。
対抗軸がフガフガニヤニヤした前原のような者しかいないのでは、
どうしようもありません。
唯一良かったのは枝野幸男がリベラルの核心になる可能性をみせたこと。
次の選挙までに大きく成長して欲しいものです。
 

秋はズート・シムス

急な冷え込みに暖かいものが欲しくなりますね。
煮込んだシチューやスープの深い味わいは身も心も温まります。
そんな味わいの音色一筋でプレイし続けたズート。
ズートの代名詞といえばよく歌いスウィングするウォームトーン。
50年代からのモダンジャズコンボのプレイは前衛とは無縁で、
85年59歳で亡くなるまで30年以上、
一貫してよく歌いスウィングするウォームトーンを熟成。
しかも粋でモダンなプレイだからこそ誰からも愛された。
個人的にはミディアムテンポからスローなプレイが好きです。
大酒飲みと言われていますが・・・
ズートもアート・ペッパーもパーカーも音楽がよければよし。

曽野綾子著「夫の後始末」

新聞広告を見てとっさに思った。
ちょっとちょっとその題名はないだろう。
どうも後味の悪い言い方じゃありませんか。
まさかイヤミではないでしょうが。
さらにですね、◆「奉仕」とは排泄物の世話をすること、
と言う一章があるようですが・・
この奉仕という言葉も気になりますなあ。
ま、いずれにせよこんな勇ましい言葉を吐くような人に、
後始末されるのは御免被りたい。
というのが僕の希望です。

ついでに言っちゃいますが、希望ってハカナイ淡い憧れの期待感。
それを個人が持つのは自由。
でも、希望を公党が媚薬のように振りまくのは子供ダマシならぬ大人欺し。
だから、そんな名前を政党につけるセンスって分かりません。

原発補助金拡大

原発30キロ圏内まで補助金拡大。
2017年度から支払われる仕組みに変更。
しかし、経済産業省 は変更したことを報道発表していない。
同省ホームページでのみ閲覧はできるが、
出来るだけ国民の耳目に触れさせまいとする 国の姿勢あらわ。
そっと後ろ手に配られる明日なきつかみ金。
これが国策事業のありかたなのか。
安倍の手で日本人の心が汚されている。 

紅旗征戎吾が事に非ず

これは藤原 定家の日記「明月記」にある文章。
時は平安末期、源平が覇を競い戦乱の直中。
京は群盗放火が横行し、 
大地震にオーロラと天変地異が 多発する。
天地人誠に騒がしく世はしっちゃかめっちゃか。
しかし、厚い土塀が廻る邸宅の内で定家は、
「そんなこと、俺には何の関心も ない」と、
まるでヒトゴトのように呟いて和歌を詠んでいる。 
 甲冑を纏い馬上勇ましく「我こそは・・」と、
戦場を駆けめぐる由緒 正しき源平の武士たちが、
刀を振るい敵将の首を切り落とし天下を競っているというに。

以来800余年の時を経、現代の戦士は手八丁口八丁、
宣伝カーに乗り込みマイク片手に大手を振って、
「我こそは誰それの二世三世なるぞ」と、
饒舌に誇大広告を並べ立てるのは、 
 すぐ剥がれる膏薬の如き公約。
お次は敵の欠点失点を声高にあげつらい、
首を取ったかのように得意然とする。
誠にお粗末な芝居で見ちゃいられない、聞いちゃいられない。
かといって、この国民置き去りの空騒ぎのような総選挙は吾が事に非ず、
ナドトイッテモイラレナイ。
 

ハイキング「八方尾根」2017/9/26

小布施発6時、7時半ゴンドラ八方駅着、標高770m。
8時発のゴンドラに乗り、2基のリフトを乗り継いで
標高1830mの八方池山荘着。
ここから歩き始め、ゆっくりと約3時間、
今日の目的地丸山ケルン着、標高2430m。

青空に雲一つ見えない快晴の朝。
ゴンドラに乗り継ぐと涼気が少し冷たいが寒いほどではない。
歩き出せば強い日差しが気持ちよく半袖で十分。
足下や斜面には秋の草花、カールは草紅葉の絨毯、
カエデは赤と黄に色付いて、2000mは早紅葉シーズン。

ふと戻ってきた夏山のような天気に恵まれ、
いい汗をかいて遠くに目を転じると、
午後の青空高く入道雲が山並みのように、
ポッカリ空に浮かんでいる。
夏空と秋の紅葉、なんとも希有な一日だった。

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上、第一ケルン付近から望む白馬三山
下、
第一ケルン付近から望む五竜と鹿島鎗

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八方ケルン標高2005mから不帰ノ𡸴

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八方池標高2060m

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紅葉点在
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秋の草花
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扇雪渓

民という字は

民の字は金文によると人が目を刺された 象形とある。
何ゆえにそのような残酷なことをしたのか。
古代の為政者は神の意志を知る代償として生贄を必要とした。
犠牲になった生贄は目を刺し抜かれた人民。
民とはそうした政治支配の道具にされた神の奴隷だったという。

現代の視点からからすると考えられない、
人権に対する恐ろしい蛮行だと思うやもしれない。
だが見方を変えて考えてみると、つい70年前までの日本国は、
徴兵制度の赤紙一枚で、あたかも目を刺し抜いたように
国民を戦地に送り込み、玉砕させたり餓死に追いやったではないか。
何のために・・?
誰のために・・?
そこにある日本人は、主権なく人権を奪われたに等しい民。

金子みすゞは「大漁」に詩った。

朝焼け小焼けだ 大漁だ
大羽鰮(おおばいわし)の 大漁だ
浜は祭りの ようだけど

海のなかでは 何万の、 
鰮(いわし)のとむらい するだろう

勝った勝ったと、政府と軍の宣伝に喜び踊らされ、
浮かれて提灯行列してるれど、
戦地では何万という兵隊さんのとむらいするだろう。


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