小布施のジャズ喫茶 BUD

♪日々好音の穀蔵空間で薫り高い神戸萩原の炭火焙煎コーヒーを♪

心にしみるスロー・ナンバー その2

今回はノーマン・グランツによって企画された、1940年代のスター・プレーヤーによるジャム・セッションの一曲。レスター・ヤングの味わい深いソロ・プレイが聴ける「I Can't Get tarted」僕はレスターがミディアムからスローなテンポで吹く演奏が好きですが、その中でもこのプレイは心がこもっていて大好きです。曲調がレスターのフレーズにピッタリしているようにも思います。
作詞はアイラ・ガーシュインで、当初は“I Can't Get Started With You” と、with you がついていたそうです。歌詞がたくさんあり、決定版はありません。普通は少しコミカルなラブソングとして歌われていますが、レスターのプレイは「あなたが僕の自由にならないのはもちろん、僕自身でさえもままならない、それが僕の人生」と静かに歌っいるいるように僕には聞こえます。その切なさが心に響きます。

 曲      「I Can't Get Started」 
作曲    Vernon Duke
演奏    「Jazz At The Philharmonic 」 1946.1.28  
           Lester Young(ts) Howard McGhee(tp)
           Charlie Parker(as) Willie Smith(as)
           Al Killiman(tp) Arnold Ross(p)
           Billy Hadnott(b) Lee Young(ds)

レコードはヴァーヴから2枚組9曲入った「BIRD AND PRES:THE'46 CONCERTS=JAZZ AT THE FHILHARMONIC=」が再発されています。
そのほかSP盤でもよく聴きます。

 『ヴァーヴの再発盤』
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 『SP盤』
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信毎に鈴木良雄さんの記事

10月20日付け信毎朝刊の文化欄に鈴木良雄さんの記事が載りました。多くの方に聴いていただきたいライブです。

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鈴木良雄 【My Dear Pianist 】山本剛

ベーシスト鈴木良雄さんの「My Dear Pianists」の中でも僕が最も好きな山本剛さん。お互いの音楽を知り尽くした、素敵な大人の男二人によるハートフルでワイルドな本物のジャズ。秋の夜長、じっくりとお楽しみ下さい。

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おしゃれなリンゴ園

おやっ!オヤオヤッ。この風景は、オシャレですねえ。目を引く赤いリンゴに赤い車、それもワーゲンのビートル。この粋な駐め方。リンゴとマッチして秋の陽に園主のセンスが光っています。

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RCA大型プレーヤー

4日(月)5日(火)の定休日に、東京からビンテージ・オーディオの専門家に来ていただき、オーディオのメンテナンスをしました。当初は一日あれば出来るかと思っていましたが、細かい作業の連続で丸二日かかってしまいました。僕は素人なので出来ることといえば、ライトを当てるなどちょっとした補助で手を貸すだけ、あとはコーヒーを入れるぐらい(笑)でほとんど見ていました。うれしいことに今回のメンテでは、しばらく鳴らなかったRCA大型プレーヤーがより良くなって復活したこと。早い日の暮れから秋の夜長、静かに聴き入るのにはもってこいの音です。プレーヤー本体にGEのイコライザーが付いているのでカートリッジはGEのバリレラ、プリ(WE132A)・パワー(WE124)を通し音を出しています。SPはネットワークにWEのトランスとコンデンサーを組み込みリファインし、A-7の箱に入れたヴァイタボックスです。

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バドのマロンケーキ

今年も美味しい小布施栗100%のマロンケーキが出来ました。
バド手作り、今だけの秋の味をお楽しみ下さい。

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八木隆幸トリオのライブを聴く

猛暑の夏から一転、雨もあって急に涼しさが増し、秋の気配が漂ってきた昨夜、BUDで行われた八木隆幸トリオのCD「illumination」発売記念ツアージャズライブのことを少し。ライブに先立ち送られてきCDを毎日聴いていましたが、やはり「生」は別物。このトリオのライブは格別の良さがありました。CD収録曲中心の演奏で聴いていて楽しい選曲の良さ、ドラムはもとよりライブならではの迫力と緊張感、活き活き溌剌とした躍動感溢れる演奏は途切れることなく最後まで続きました。それは美味しいフルコースを堪能し、アンコールは美味しいデザートをいただいたようなもの。CDが缶詰の味なら八木トリオのライブは新鮮な果物の味。楽しく中身の濃い演奏を聴けた満足感に浸れた幸せなライブでした。

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八木隆幸トリオ

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ハイキング~菅平・根子岳から四阿山~

9月6日8時30分、菅平牧場の駐車場に車を停めて根子岳から四阿山へ。登山道は牧場の脇に沿ってゆるやかに延びている。歩き始めると露に濡れ陽を浴びたツリガネニンジン・リンドウ・フウロウ・ワレモコウ・マツムシソウなどが次から次と現れ出迎えてくれる。その姿・形・色合いがなんとも可憐で魅力的なので、ついつい立ち止まって眺め、見つめてはその美しさを収めようとカメラを向けたくなる。道はしばらくすると笹とダテカンバなどの木立の中に入り陽射しが遮られ、そこを抜けると開かれた場所に出る。ここから根子岳頂上まではもうすぐ。道の両側はガンコウラン・アサマブドウ・コケモモが地を這うように密集する立ち入り禁止区域になっている。そこを見渡しながら、この織りなす植生の絨毯は自然の妙なる宝物、神の領域なんだとつくづく思う。と同時に僕を含め現代人はこの風景に崇敬の念を感じないことが危惧されました。天気は台風9号の影響で朝から雲が多く、山沿いに沸き立ち上空へと広がっていく。それを見て先を急がねばと休憩時間は短くし、根子岳頂上から四阿山へと向かう。四阿山でも山頂の憩いは取りやめ、悪天候襲来の前にひたすら下山。中四阿山を経、牧場までの長い道程をとっとと下る。途中、オーバーハイキングで膝がきしみ出す始末。こなせると思ったのだが・・・ちょっと長い初コースだった。花はマツムシソウとリンドウが殊の外きれいでした。下山は3時半頃だったか、牧場の売店で無事を牛乳でカンパーイ。

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     マツムシソウ
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     リンドウ
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     ツリガネニンジン
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     ウスユキソウ
     
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     ワレモコウ

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      アサマブドウ

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     コケモモ

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     オヤマボクチ
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      白樺の葉は木漏れ日に透け新緑のよう
    
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     牧場ではアキアカネが秋を告げる飛行    

 

心にしみるスロー・ナンバー その1

歳をとり、いつしかテンポの速いものより、遅い曲にだんだんと心を奪われるようになってきました。そんな、フッと心を持って行かれる曲の数々を、気が付いたときに書き留めておこうと思います。
曲       「I Remenber Clifford」 
作曲    Benny Golson
演奏    Bud Powell Trio ①1962.4.19②'62.4.23
       Bud Powell (P) Torbjorn Hultcrantz(B)
           Sune Spangberg(Ds)
レコード① 「Bud Powell Trio  At Golden Circle  Vol.1」
           Steeple Chase SCC-6001
          ②「Bud Powell Trio  At Golden Circle  Vol.3」
           Steeple Chase SCC-6009

Cliffordとはトランペッターのクリフォード・ブラウン。彼は1956年6月26日、ピアニスト、リッチー・パウエル(バド・パウエルの弟)の妻、ナンシーの運転する車にリッチーと共に乗り、フィラデルフィアからシカゴに向かう途中交通事故に逢い、リッチー、ナンシーと共に死亡、享年25歳でした。彼の死に衝撃を受けたサックス・プレイヤーのベニー・ゴルソンはクリフォードを悼みエレジー「アイ・リメンバー・クリフォード」を作りました。痛ましい事故から六年の歳月を経て、ようやく弟の死と向き合い「アイ・リメンバー・クリフォード」を演奏するパウエル。訥々と弾くピアノの響きから、亡き弟への鎮魂と愛惜の情が伝わってきます。パウエルにとってこの曲は、24歳でなくなった弟の思い出「I Remenber Richie」でもあるのです。

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