小布施のジャズ喫茶 BUD

♪日々好音の米蔵空間で薫り高い神戸萩原の炭火焙煎コーヒーを♪

2011年04月

花に嵐、心に原発事故。

春一番はときに天空を裂いて突如一陣の風が暴れ狂うが、はたして昨日の烈風は何だったのだろうか。そして今日は雷鳴が轟き、霰混じりの風雨が地を叩きつけた。その様は見る者に天の怒りさえ感じさせたほどだ。昨日は南風で気温が上がり、今日は北風が気温を下げた。ゆっくりと愛でる閑なく咲き遅れの桜は、翻弄されるように花びらを散らし短い春を終えてしまった。間もなく山は萌えリンゴの花咲く頃というのに、天変地異に人の心はすくんだまま明日から五月の連休が始まる。

須坂市臥竜公園の夜桜は今年ライトアップなしでした。

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放射線情報は住民のためにあるのではない

今回の福島原発事故で、国は国民のためにあるのではない。ということがよーくわかったね。原発は国策で安全だからなーんも心配いらねえ、安心してけろ。安心しねえ奴は、村でも会社でも役所でも大学でも村八分だ。ところが事故したら、安全だと言ってきた原発がとーにかく危険だから、つべこべ言わず早くこの村出て行けと言ってきたもんだ。ひでえ話じゃじゃねえか、放射能の何が危険なのか話も何もせんどいてよ。放射能汚染の測定値も教えんで、家も田んぼも牛も置いて、ただ逃げろ離れろと言うだけだ。国はこんなにも住民を馬鹿にし知りたいことをひた隠す。ただただ責任を逃れるためによ。それは原発の事故によって被災者に、国はあろうことか人でなし(事実を隠し嘘つき被災者を騙し欺く)をするということなんだ。菅よお前は国民全体の奉仕者たるに公僕の親分に過ぎん。公僕は「国民全体の奉仕者たるに相応しくない非行のあった場合、懲戒処分される」 という身分なのだ。主(あるじ)たる国民を危険な目に遭わせ、その上何がどう危険なのかも教えようとしないで、国民を愚か者扱いにする態度は、「国民全体の奉仕者たるに相応しくない非行」であり、国民にとって最も危なっかしい行いをしている人間だ。今回の原発事故で政官業の責任者は国民が納得できる責任を取ることはないだろう。政治家は今回も当然の顔で政党交付金を受け取った。東電の役員は全員辞表し退職金を辞退したという話は全くない。こうした連中は本来なら即刻退場し沙汰あるまで謹慎蟄居するのが当然だが、その職業倫理は廃れ果てている。倫理再建は前途多難で長い時間がかかるが希望はある。それは私たち一人一人が「この国の主人公は私である」という自覚と責任と誇りを持つことにかかっている。この国の復興の鍵は、日本経済の成長より日本人の精神成長が握っている。経済のマイナス成長なんて怖くもなんとなない。本当に怖いのは精神のマイナス成長。

ジャズ・ライブの楽しみ

ジャズ・ライブを楽しみにしている人はジャズが好きな人。そんな人たちが自分を含めて、わざわざライブに足を運んで聴きたいジャズはどんなジャズか考えてみた。その典型(聖典・古典)、お手本はジャズ・メッセンジャーズのライブだと僕は思っている。いや、そう確信している。そこではどんな演奏がなされているかというと、それはモダン・ジャズのスピリットそのもそだと思う。そのエッセンスはスウィンギー(ウキウキ)、エキサイティング(ドキドキ)、ハード・ドライブ(ハツラツ)、スリリング(ハラハラ)、エネルギッシュ(イキイキ)、ブルース・フィーリング(シビレル)、それらが聴くものを元気にしてくれる、その満足が癒しにも安らぎともなる。ジャズはそういう魅力を持った音楽だと思う。ライブに集まるジャズ・ファンは、そういうライブ感溢れるジャズを心から聴きたいと期待している。聴き手が身も心もスウィングしなければジャズ・ライブの意味がない。プレイヤーはそのことを念頭に、CDにはないライブならではのアドリブ・プレイをしてほしい。CDや昨日のライブとは違ったImprovisationのないプレイはJAZZ・LIVEの価値半減です。

「TRIO’」ライブが終わって

昨夜は40名近くのお客様にお集まりいただき、BUDで「TRIO'」のライブを行いました。震災支援となった今回のツアーですが冒頭、市原さんから「どのような形で支援したらよいか考えています、みなさんにいいアイディアがありましたらお聞かせ下さい」と挨拶がありました。続いて5枚のCD紹介に入りその中から選ばれた曲を演奏しながらアンコールは、今世界中で日本の応援歌となっているという「上を向いて歩こう」で終わりそうになりました。が、僕は疲れている彼らには申し訳ないと思いつつ、人差し指をたて「もう1曲」お願いしました。僕の思いが伝わった・・・かどうかは別として、エンディングとなったのは「リラクシン・アット・カマリロ」きっと皆さんは身も心もスウィングして聴いていたに違いありませんね、終わったとたん「イエェー」「ブラボー」と叫びがあがりましたから。やっぱり皆さんブルースたっぷりのジャズの熱演を聴きに来たんですね。名演でした。ありがとう「TRIO'」さん。

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「TRIO'」 震災被災者支援ライブ 小布施 BUD 

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お買い上げいただいたCDとライブの収益分を義援金とさせていただきます。皆様の応援、よろしくお願いいたします。

高度なテクニックと豊かな音楽性を土台に、ハードバップ本来のアドリブと躍動感に満ちたスウィングを持ち味とする、いま日本最高のモダン・ジャズ・ピアノ・トリオです。

市原康さんから震災被災者への支援メッセージ
http://i-produce.net/

2011.4.9 信濃毎日新聞に載った「TRIO'」の紹介記事
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やっと暖かい春が

明るい陽を受けた花々が、あちらでもこちらでも咲き始めています。まだ空気は少し冷たいのですが、風に揺れ気持ちよさそうに咲いている花のスナップを撮ってみました。

庭の梅は五分咲き、水仙は葉の緑と花の黄色いコントラストが鮮やか、地味なフキの花は寄ってみると意外と面白い。

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久しぶりに板画館を訪ねてみた。森地区のあんずの花はまだ咲き初めたばかりで、今週末には見頃になりそう。今年は「あんずまつり」が中止になったせいか、あんず畑にも板画館にも人がいなかった。板画館の入り口にある大きなサンシュウの木に咲いた無数の黄色い花は、青空にパッと開いた大輪の花火のようだった。

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BUDの庭には、カタクリ・ショウジョウバカマ・ミスミソウ・フイリスミレ・フッキソウなどが咲いています。ワサビもありましたよ。

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「かんてんぱぱ」小布施店オープン

「かんてんぱぱ」小布施店が今日オープンしました。場所は国道403中町の信号角、桜井甘精堂の斜め前です。「かんてんぱぱ」は伊那食品工業が製造する寒天商品のネーミングです。
ショップは古民家を改修し、敷地は庭を整え駐車場も広くとり、スッキリと感じのいい出来上がりになっていました。小布施町が進めている街並み修景事業に合致したものといえます。今日は、季節も少し早く月曜日ということもありお客は少なめでしたが、これから多くの観光客でにぎわうスポットになることでしょう。

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原発事故におもう

『天は二物を与えず』という。それは恰も日本列島が四季折々の美しい山河と海岸美を持ち、海の幸・川の幸・山の幸に恵まれた天然の美と豊かさを得ているにもかかわらず、地球上で最も危険な最多発地震地帯にあることをいっているようだ。
その昔日本列島に人が住み始め集落を造り、都市となり人口が集中するようになってから今日に至るまで、列島に住む人々はどれほど多くの大地震に遭遇してきことか。その度にどのくらい多くの生命と財産が奪われてきたことか。にもかかわらず日本人は、被害の苦しみと悲しみを幾たびも乗り越え、ふるさとを再建し、ふたたび元の海と山河に近住し続けてきたことか。それは日本列島が命を育む豊かな山河と海に囲まれ、自然の恵み豊かで、かつ美しい景観を持った住みやすい国土だったからこそではないでしょうか。ところが敗戦後は特に、悪しき土建政治の利権がらみ、税金の上前をはねる金だけが目的のムダな工事をして、国土を必要以上に重機で引っかき回しコンクリで固め、天然の美しい景観を随分といじめ醜くしてきたではありませんか。その目先利益の延長上に、現在日本の海岸線には55基の原発があります。福島原発事故はいつ果てるとも判らない高濃度放射能をまきちらし、命の元である海と列島の大地を汚染しそこに住む人々の故郷を奪い生活をメチャメチャにしてしまいました。許されないことです。さらに日本海側にある約20基中いずれかの原発で福島同様の事故が発生したら、その被害影響はとても日本だけに止まらないと思います。中国・ロシア・韓国・北朝鮮の200カイリ内とその領土を放射能汚染したら・・・・その補償は一体どうするのでしょう。しかし何より今回の原発事故で思うのは、原発の危険を最小限にして見えないように隠し忘れさせ、安全を最大限にして宣伝広告した人間の傲慢さと浅はかさだったように思います。事故を起こしてもなお住民と国民に正確な危険情報を出そうとしない当事者たちの倫理道徳観(人間性)の欠如がはしなくも顕れたことだと思います。遅きに失した今やっと日本人の常識になった『原発は恐ろしく危険だ』を孫子に残す戒めにしたいと思います。

今年の春は四月に入っても風が冷たく、陽射しの割に気温が低く寒い日が多い。服装もまだ冬のままでなかなか軽くならない。そんな北信の春はこれから五月の連休に掛け、梅・あんず・桜・桃・リンゴの花が次々に咲き乱れ、短い春は一気に初夏の暑さに消えていきます。

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     満開のリュウキンカと蕾をつけたヤマシャクヤク

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下記アドレスの記事を参考にして下さい。
http://cosmo-world.seesaa.net/article/190199788.html

http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

原発導入のシナリオ ~冷戦下の対日原子力戦略~
(NHK   現代史スクープドキュメント 1994年放送)
http://video.google.com/videoplay?docid=-584388328765617134&hl=ja#

黒っぽいアル&ズート

アル&ズートのアルバムは6枚持っていますが、その中で少し特異とも言える感じのアーシーでブルージーな1枚がBody and SoulMUSE5016。1曲目からサウンドカラーが他のアル&ズートと違って黒いムードが漂う。ジャズはやっぱりこういう雰囲気がジャズらしくていい。このムードの出元はなんといってもピアノのジャッキー・バイヤードだと睨んだが・・どうだろう。もう一人の黒人、ベーシストのジョージ・デュビビエの重いベース・ワークは確かに黒いが、ブルース・フィーリングはバイヤードよりもソフィストケートされているように感じる。ちょっとハードで前のめりでプレイするアルとズートのサウンドが運んでくるのはハードバップの薫り漂う風。なんともさえないレコード・ジャケットだが、全トラックは聴き応えある本物のジャズ。中古レコード店では見逃されている1枚かもしれませんね。

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