小布施のジャズ喫茶 BUD

♪日々好音の米蔵空間で薫り高い神戸萩原の炭火焙煎コーヒーを♪

2011年08月

オーディオのメンテナンス

東京からウエスタンに詳しいプロの技術者に来ていただき、開店以来13年ぶりに、オーディオのメンテナンスをまる三日かかって行いました。主たるメンテナンスはメイン装置の内部配線のリニューアルです。時間のほとんどが120Bプリアンプと124メインアンプ、そしてターンテーブル周りのアーム切り替えスイッチやアッテネーター等々のシールド線交換作業に費やされました。交換の目的は音質向上で、セットした当時の線材をウエスタンの装置用に使われていたものと換えました。その数30本余り、新しいシールド線作りは布皮膜を取り網線をばらし、芯線の被覆をはがした状態にして、その両端にXLRコネクターをハンダ付けして取り付ける大変テマヒマかかる作業でした。そして接続不良がおきないよう各所各個所、全接点のハンダ付け直しをしました。こうすることによって今後10年以上、劣化する部品交換以外には装置に関して憂うところがない状態に近づけました。音質は従前と変わらず聴きやく、一皮むけたものになり安心しています。

メインの装置は外からは何も変わったようには見えませんが、サブの装置は今回のメンテナンスに合わせてターンテーブルを入れ替えました。今までのレコカット・ロンダインに換えて放送局で使用されていた43cmプラッター搭載のコリンズにしました。アームとカートリッジはオルトフォン。昇圧トランスは618Bで鳴らします。アンプはSCOTT299-Cで変わりありません。

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オクラの花

昨夜からの雨で空気が一夜にしてヒンヤリ涼しくなった。この思わぬ天然クーラーのお陰で電力ピンチも一時救われる。自然の前にひれ伏したい気持ちです。人智は素晴らしいが、どうやら過信とウヌボレと利権欲望だけは制御が効かぬらしい。福島原発の危うい現実は人智の危うさともいえます。高校野球は今日が準決勝明日がクライマックス、今年は猛暑でしたが暑さもようやくピークを過ぎようとしているようです。

庭野菜のオクラの花。ヤマシャクヤクに似ている。

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雨模様の曇り空に向かって咲くヘブンリーブルー

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『たぁくらたぁ』vol.24発売

『たぁくらたぁ』vol.24号発売
特集:脱・原発社会へ
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原発というやっかいなお荷物を背負った日本列島。お荷物の中身は欲の固まり。これからの日本の運命はこの欲得をいかに減らすかにかかっている。この欲得を減らせば危険は減るし、増やせば危険も増える。原発事故はその原因が地震は言うに及ばず、操作ミス、老朽化などによってどこの原発でも起きる可能性はある。飛行機だってミサイルだって落ちてくる可能性はある。確率がどんなに低かろうと可能性は無視できない。100%ないということは100%ないのである。どこにも持って行き場のない大量の被爆ゴミは出続けるし、現場の被爆作業は路上生活者を使い捨てにしている。
原発は電気事業法《http://www.houko.com/00/01/S39/170.HTM》という国策遂行。
そこにはこう書かれている。そして原発は明らかに法律違反である。

第1章 総 則

第1条 この法律は、電気事業の運営を適正かつ合理的ならしめることによつて、電気の使用者の利益を保護し、及び電気事業の健全な発達を図るとともに、電気工作物の工事、維持及び運用を規制することによつて、公共の安全を確保し、及び環境の保全を図ることを目的とする。


今後は原発がなくなるまでの間、被爆事故が起きたときの対策として、正確で迅速かつ透明性の高い情報の発信装置を備え、被爆からの避難・防護といった最重要課題を最優先に法的に完備すべきだ。
国家(政治家・官僚・電力会社利権連合)による国民の生命健康財産軽視、農水産食料生産現場の長期喪失をこれ以上許すも許さないも、つまるところ国民の覚悟と自覚と選択にかかっている。


~では最後に『たぁくらたぁ』から森貘朗さん「バクの寝言」の一節より~
―永田町では明けても暮れても「菅首相おろし」に余念がない。なんのために、なぜ菅首相ではいけないのか―さっぱりわからない。はっきりしているのは、誰がやっても管政権以上のことは出来ないということ。地震・ツナミ・原発の三位一体でやられてもウマクやれる政治家はいない。何でもないときでもチョウドにやれぬのが政治だ。「菅おろし」の理由はマスコミは知っているのに決して「情報公開」しない。
菅首相で困るのは何か―。原発推進がストップし、やがて原発廃止しかねないのは―菅直人という男だけだ。―

あなたも私も君も僕も、今時の日本に真に望まれる『男』と『女』になりたい!とは思いませんか?
菅さんがスポイルされようとしているけど、本当は名もない国民が原発利権組にスポイルされるんだよね。オソロシヤ、オソロシヤ。

ギックリ腰

連日連夜蒸し暑い日が続きますね。暑さ疲れで食欲減退・睡眠不足、体の保ちがガックリ落ちてホンマこたえます。そこに土・日とライブが重なってしまいまして、、、月はジャガイモ掘り。。シャベルを差し込み腰を入れて土を起こしていたら、なにやら腰に違和感があァ・・ウゥーと思ったら、もうしゃがんだ体がスッと伸びず反っくり返れず、張りと鈍痛が取っついてしまった。早速いつもの先生に、「どうしました、、」「ハァ、これこれで」「軽いギックリ腰だね、明日も来なさい」・・というわけで三日通って、あとはアリナミン飲んで今日で六日目、何とかヘンな格好で歩く姿はなくなったようですが。こうなったのも日々の運動不足にほかありません。ときにはハイキングで吹き出すような汗をかいたり、毎晩風呂に入ってクーラーで冷えた身体を温めるのも良いですね。

黒洲太郎著-後世へのちょっとした遺産-『ジャズ・レコード・ジャケット絵本』

『ジャズ・レコード・ジャケット絵本』黒洲太郎著[岡村融監修]ジャズ批評社刊
ジャズ・レコードのジャケットには、それだけで飾っておきたくなるような、オシャレで優れたデザインが多いんです。しかもこの本に紹介されたレコード・ジャケットは、なんとまあほとんどがオリジナル盤です。オリジナル盤は音よし印刷よしで実の当時の雰囲気がギュッとつまっていて、手に持つとワクワクしてきます。しかも載せられているのは、主に50年代のジャズ全盛期のキラ星のような名盤の数々なのです。僕も音の良さからオリジナルを追っかけていますが、中には一度も見たことのないもの、あっても高価で買えないものが多く紹介されていて、どんな音がするんだろうなあと思いながらこの絵本を楽しく眺めています。
著者の黒洲さんは遠慮がちに「後世へのちょっとした遺産」と自負されていますが、僕も50年代のジャズが半世紀を超えて今に生々しく蘇ってくる、素晴らしい文化財だと思います。この価値は今後益々貴重になっていくことでしょう。

CDではなく何故レコードの音にこだわるのか?この本に書かれた著者のレコードの対する想いは僕も全く同じなので、引用して紹介させてもらいます。

『(アナログ録音で作られたその当時のレコードは)単なる懐古趣味だけではなく、耳の良い一部の人たちはCDでは癒されないということに気付き始めています。つまりデジタルでは脳内にアルファ波が発生しないのです。』

そういえば数年前、大阪枚方市の『ブルー・ライツ』を訪ね、レコード演奏を聴かせてもらいました。そこにはCDが置いてなかったので、「CDはかけないのですか」そうお聞きしたところ、言下に「CD?あれは音楽ではない」と言われました。なんという見識!鮮烈な印象を受けた、忘れられない一言です。

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藤井貴宏『オーボエ・コンサート』終わる

連日の蒸し蒸し猛暑。夕方には雷音が響き、7時過ぎコンサートが始まると大粒の雨音が室内に聞こえてきました。昨夜は藤井さんが指導して県大会で優勝した高校のブラスバンド部員も駆けつけて来(若い人はいいですねえ、サッと階段に座ってくれる)、超満員になった会場に澄んだオーボエの音色が、暑さを忘れさせてくれるように爽やかに鳴り響きました。後半のプログラムに取り入られた《日本のうた》に入る前、藤井さんは「皆さんがよく知った日本のうたを演奏するのは怖いものがあります」と率直に打ち明け「最近やっと演奏することが出来るようになりました」そう前置きして『この道』の演奏が始まりました。オーボエとイングリッシュホルンによる日本メロディの詩情に、皆さんそれぞれの想いを胸にじっと聴き入っていました。終了後に「藤井さんの日本のうたCDが出たら欲しいので教えて下さい」この反応にはちょっとビックリ!の嬉しい声までお客様からいただきました。打ち上げではドイツビールの美味しい話に、みんなで飲みに行くぞー!とついつい盛り上がって夏の一夜は過ぎていきました。

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藤井貴宏 オーボエ・コンサート

藤井貴宏さんのオーボエ・コンサートを行います。久しぶりです。学生の頃から数えればもう4・5回になるでしょうか、もっとやってるかもしれません。でも今回は久しぶり。やる度に音が良くなっているので、その成長ぶりが楽しみでなりません。以前から日本の歌を演奏してくれるようお願いしていましたが、今回は数曲プログラムに入りました。震災後、国内外でのチャリテー演奏活動を行う中で日本の歌を演奏したところ大変好評を博したとのこと。これを機に世界各地の公演でも日本の歌を演奏して、その佳さを大いにピーアールして欲しいと思います。オーボエと日本の歌の旋律は相性がとても良いと思いませんか。現在、藤井さんはドイツに在住して修行しながら公演活動を行っていますが、そのきっかけは元ベルリン・フィルの主席オーボエ奏者シェレンベルガー氏に招かれ氏の自宅での修行を許されたことに始まります。僕は貴宏さんのお父さんと共に、彼がいつかベルリン・フィルの一員になることを願っています。これは夢のある話です。

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ジャズ・ライブ 『ヤロwithティム』終わる 

故郷で震災救援演奏を行いたい。その申し出を受けて実行しました昨夜のジャズ・ライブ 『ヤロwithティム』に予想超え40名近い人が聴きにきてくれました。主催し宣伝集客にご尽力下さいました峰村さんのお母様を始め、ラジオ放送していただいた武田徹さん、チラシと紹介文を作って下さったヤロさんの奥様〈峰村 ベイツ 涼子〉に心から感謝申し上げます。
《ジャズ、それは人世の詩であり、経験がその詩をより深いものにしていく》そう書かれた紹介文の言葉の意味がどういうものなのか、ヤロさんのテナー・サックスのサウンド(己と世界を見つめ思索し感じたものを音で表す行為)にそれは聴かれたように感じました。サウンドに込められたメッセージには、心のこもった温かい深々とした情感がありました。異なった個性が引き立てられたティムさんとのインタープレイもそのバランスが絶妙で、それぞれのプレイを楽しむことが出来て素晴らしかった!

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ジャズ・ライブ 『ヤロwithティム』 

ジャズ・ライブ 『ヤロwithティム』 at 小布施【BUD】

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