小布施のジャズ喫茶 BUD

♪日々好音の米蔵空間で薫り高い神戸萩原の炭火焙煎コーヒーを♪

2013年11月

ディズニーの国のバッハ

冬の扉が開きましたね。
放射冷却もあって今朝はふとんの中で「おお寒ムッ」
と、その冷え込みを実感して起き上がりました。

9時半の陽はすでに高く、歩いている背中はポカポカ。
風がないのでどんどん体が温まってくる。
お日様が朝の冷え込み(-3度)を追っ払ってくれたお陰だ。
これからは日一日と陽の恵みがありがたい。

今日はGlenn Gould - Bach Partita N.5/6のCDを聴きながら
小布施まで歩いて行ったのだが・・・・
変な話し、5番の出だしで「あらー、こりゃディズニーの国のバッハだ!」
てなことを思ってしまった。
だからといってイメージの刷り込みでずっと聴いていたのではないのですが。
それよりもグールドを以前ほどにおもしろく感じていない自分に気づいた。
ま、それもどうでもよいことか。

神社のケヤキがすっかり落葉して大量の葉の掃除は一汗仕事。

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今日の紅一点。

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小春日和に誘われて出てきたネコちゃん。
スーッと近寄ってきて跪いた後ろに回ってすり寄り尾を立て振っていた。
「いい天気ねえ、ホントに気持ちがいいわ」
ちょっとコケティッシュなネコ。

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ソフロニツキーでショパンのプレリュードを聴きながら

今日は出がけにポツポツと雨にあった。
10分ほどで上がったが南は灰色の雲が厚く、
小布施に着くまで陽は射さなかった。

独特と(そういう表現は使いたくないのだが)つい言いたくなる
ソフロニツキーのピアノ。
自分に語りかけるような弾き方は、聴いていると
聴くものにもまた語りかけてくるようだ。
一人鉛色の冬空の下を歩きながらイヤフォンでCDを
聴いていると、ああこれから寒くなっていく前奏曲ようだなあ、
などといった感慨になるからふしぎだ。
それもソフロニツキーのピアノの音が連想させるからだろう。
チョッと沈んだ重めの落ち着いた音の演奏は一人で聴いたほうがいい。
弾き聴かせる演奏ならアルゲリッチやフランソワの方が
ライブではおもしろいかもしれない。

妙高山のスキー場
今年は年末に雪がない!なんてことはなさそうだ。
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マリア・ユーディナのバッハを

今朝は予報ほどに気温が下がらず得した気分。
陽射しが明るくなってきてからは風もなく小春日和に。
こんな日はあと何日あるやら、目の前に12月がせまってきた。

今日はマリア・ユーディナでバッハの平均律を聴きながら小布施まで歩いた。
マリア・ユーディナのピアノは強弱とも打音にゆるみがなく力強い。
これは技術に裏付いた音楽性の表現、マリア・ユーディナの個性。
個性に好き嫌いはついて回るが僕は好きだ。
しかし、個性を避けあいまいさに身を潜める日本人には合わないかもしれない。

探していたマリア・ユーディナのレコードが見つかりやっと手に入れた。
ベートーヴェンのピアノソナタ28番・29番。
もう一枚もベートーヴェンのピアノソナタで5番・12番・27番。
やはりレコードの音は響が豊潤でいい。
CDがダメと言うのではない。
それは次善の選択。



犀川の川べり散歩

長野日赤での待ち時間を利用して、
犀川の川べりを西へ丹波島橋まで散歩してみた。
犀川はここから二つ橋下流の落合橋で千曲川と合流する。

車が走る土手を下ると広々とした河川敷にマレットゴルフ場が整備されている。

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今日は青く澄んだ空に白い雲が浮かんで眺めがとてもいい。
西から吹く風は冷たさもなく小春日和。

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太陽が反射する川面は星雲のよう。

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土手に州の砂が押し寄せているところから渡って河原へ行ってみる。

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広い河原から下流を見渡す。

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上流方向は丹波島橋。

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浅瀬の凸凹した砂地に風と光がつくる水模様の変化は
見ていてとてもおもしろかった。

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冬枯れの戸隠へ

「そちらは今、雪どうですか」
「道路にはありませんが、
濡れたところは夕方冷えて凍るかもしれません」
行く前に戸隠の中社にある蕎麦屋さん聞いてみたところ、
大丈夫そうなので出かけることにした。

行き先は喫茶「ランプ」
尾上春幸さんの写真展を見に。

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コーヒーを飲んでいると、なんと尾上さんが来られた。
ひとしきり話して、僕は一人で小鳥が池と鏡池に行くことにした。

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曇り空から今にも雪がちらついてきそうで、素手がかじかんでくる。
葉が落ちた木立の元は雪。
交通量は少なく人出が減った観光地は閑散としているが、
冬枯れも落ち着いていいものだ。
池の周りに人はほとんどなく、戸隠の切り立った岩峰が
そそり立って池面に映り静寂が漂っていた。

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鏡池の入り口にある蕎麦店「そばの実」で昼食。
美味しい蕎麦だった。
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帰路「チェンバロ」にさしかかると、尾上さんの車が駐まっているので
入ってみることにした。
ここは初めて。

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高い天井と広々とした簡素な空間はハイセンスで居心地よく、
どことなくインテリジェンスを感じる。

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ケーキがおいしい。本当に美味しい。

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ただし、冬期(12月~3月)は休業。

ラモーを聴きながら

今日はジャン=フィリップ・ラモーJean-Philippe Rameau[仏], 1683年9月25日 -1764年9月12日)
を聴きながら小布施まで歩いた。ラモーは、
バッハ(Johann Sebastian Bach[独], 1685年3月31日 - 1750年7月28日)と同時代の人。
ルネサンスから150年後の頃に生まれ、ベートーヴェンが生まれる1770年ころ亡くなる。
さて、曲はクラブサン曲集(1706~1728)で、
演奏者はマルセル・メイエMarcelle Meyer, 1897年5月22日 - 1958年11月17日)のピアノ。
聴いていて耳が聴き止まった。
ちょっと分かりにくいというか感情移入ができないのは、
ラモーを聴くのは初めてということもあったが、
なにより音楽を生む感情の言語に戸惑いがあったような感じがあった。
感情の言語なんて変なことを言ってしまったが、
要はその人が生きた時代の自然(風土)と社会(政治宗教)の環境
が及ぼす精神的影響といったようなものといった意味合いです。
まあでも聴くにつれ活発で明るい歌謡風な曲や舞曲もあり、それはそれで楽しい。
そういえばメイエも初めて聴くピアニスト。
自身の中で少しずつ音楽が広がっていく。

今朝の空は灰色の雲に覆われて天井に少しブルーの島ができていた。
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ベートーヴェンのピアノソナタを

今朝は北西に雲が多く、北は垂れ込めて時雨れもようだったのが、
時間とともに白い雲が浮かんで青空がひろがり明るくなってきた。

里山の紅葉は、先日の冷え込みで今正に燃えて錦を纏わんと
するときに、葉を傷め色を失いくすんでしまった。
それも晩秋から初冬へ向かう景色のうつろいのように感じられます。

今日もエドウィン・フィシャーのCDをザックに入れ
ベートーヴェンのピアノソナタを聴きながら小布施まで歩いた。
8番は朝の散歩をさらに清々しくしてくれる。
23番のフィナーレはいつ聴いてもスリリング。
ベートーヴェンのピアノソナタほど何人ものピアニストで聴いてみたいと、
そう思わせる曲は他にはない。
今度は今まで全く聴いたことのないフランスの女性ピアニスト
イヴォンヌ・ルフェビュールで聴いてみたいと思っています。

おっ、近寄ってきた!
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くすんだ雁田山の紅葉
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紅葉も今度の霜でなくなりそうだ
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森貘朗板画展11月20日(水)~12月1日(日)

森貘朗板画展11月20日(水)~12月1日(日)

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今日のお伴はステファンスカ

ハリーナ・チェルニー=ステファンスカは、ポーランドの女性ピアニスト。
ショパンのマズルカを聴きながら・・
いつものようにワキ目フリフリ小布施まで。

さて、ショパンはマズルカを何曲作ったのでしょうか。
60曲近いといいますが、聴きながらふと思ったことがあります。
どの曲にも共通するどこか哀愁を帯びたトーン。
これは正しくポーランドの風土と歴史が民族の心の中に刻んだ
記憶の忘れがたい印象なのではないでしょうか。
ショパンはその民族の心の色、そのグラデーションを
次々に五線譜へ描き続けたんだなあ、と思ながら聴いていた。

出がけ、霧に覆われていた空からぼんやりと日がみえてきた。
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薄氷が張り霜柱が立った今朝の気温は-1度。
軍手・帽子・マフラーで歩いていても汗をかくことがなかった。
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ネコってやつは

ネコってやつは不良だね。
飼い犬に噛まれりゃ「裏切り者」だと
人間は勝手なことをぬかすが、
飼い猫には噛まれひっかかれたって、
ちょっかいを出したこっちが「ワルカッタ」
街で見るネコはみな人間を敵視しているような目つきで、
「なんかあたしに用があるってえのかい」といった風情。
それでもだ、ネコに出くわすと
“オマエサン”を撮ってみたくなるんだよ。

ハイ、ポーズ!
「フン」
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