小布施のジャズ喫茶 BUD

♪日々好音の米蔵空間で薫り高い神戸萩原の炭火焙煎コーヒーを♪

2017年11月

音を聴く「スカルラッティのソナタ」

音楽はほとんどレコードとCDで聴いているが、
その大半は手持ちのもので新たに買い求めたもは少ない。
それでもその全部を聴いているわけでなく、
しかもある程度は傾向が決まっている。
中にしばらく聴いていないものを引っ張り出して、
結果として処分を決めることもある。
あるいはその良さにやっと気づかされるものもある。
今日聴いたクララ・ハスキルの「スカルラッティのソナタ」は、
まさにそんな一枚だった。
こうした気付き、ささやかな発見との出会いは、
音楽を聴く喜びの一つになっている。
それは考古学者が長年保管していた骨が、
恐竜のものだと気がついた瞬間に訪れる感動に似てる、かな。
ハスキルは演奏と曲の素晴らしさを同時にもたらしてくれた。
そこで、手持ちの中から「スカルラッティのソナタ」を
アリシア・デ・ラローチャとマルセル・メイエで聴いてみた。
たおやかなラローチャ、きっちりとしたメイエ、個性が際立つ二人。
ともに好きなピアニスト。





音を聴く「心で聴く」

先日、バドで蓄音機を聴いたときのこと。
クラシック、ジャズ、歌謡曲、シャンソンなど、
それぞれ持ち寄ったSPを楽しみました。
その中に、3種類の「テネシーワルツ」がありました。
パティ・ペイジ1950年録音、ジョー・スタッフォード1951年録音、
江利チエミ1952年録音 のSPです。
聴いた感想ですが、僕はジョー・スタッフォードの洒脱なジャズフィーリング
が好きだなあと漏らしたところ、Kさんは江利チエミが好きだというので、
意外だなと思っていると、
「一生懸命さがなんともいえずとてもいい」とおっしゃる。
Kさんの音楽好きは自他ともに認めるところですが、
いつも心で感じたことを大切にして、
正直な気持ちで聴いているんだと、
微笑ましくも感心してしまった。
趣味はこうでなくっちゃね。
 
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