小布施のジャズ喫茶 BUD

♪日々好音の穀蔵空間で薫り高い神戸萩原の炭火焙煎コーヒーを♪

2018年08月

ドキドキ・パウエル

もちろんドキドキ・パウエルなんていう名の人はいません。
バド・パウエルの演奏を聴いてドキドキする人は多いと思うので、
ちょっと遊んでみました。
僕もバドが演奏するピアノの音にドキドキしながら聴いています。
なんと言っても一音一音が大変力強くインパクトがあります。
ピアノという楽器が持っている能力のすべてを出し切って鳴っている。
この圧倒的な音の波動が耳に届いた瞬間、
ウワッ、スゲエ、ドキドキ!と、なるのであります。
しかも天啓を得た感情表現は何人の胸にもスッと落ちていき、
雑な感を呼び起こしません。
バドが天才と言われる所以はは正にここにあるわけです。
高速パッセージからスローなメロディーまで実にスポンテニアス!
おいしい料理と同様、バドの音楽料理に、
「ごちそうさま」
なのですが、残されたすべてのアルバムがそうではありません。
バドは生涯、不安定な精神状態の中に身を置いていました。
それは絶え間なくガスが流れ、時に晴れる気象のようで、
その時々の状態が演奏の出来不出来を左右しました。
それによってレコードの優劣が生じるのは仕方のないことです。
熱烈な特別のファン、研究者や評論家は別として、
我々一般のジャズファンは、心身ともに体調が良い状態で演奏した
レコードを聴いて楽しめばいいのではないでしょうか。 
手元にあるディスコグラフィによる初録音は1944、1、4、
ラストレコーディングは1965年です。
20歳から41歳まで20年間がレコーディング活動期間になります。
20年を通して、霧深き谷底に伏しているときもあれば、
青空に雄々しくそそり立つ岩峰のように逞しく繊細で、
ドキドキする演奏もあるということです。

と、いうことでよく聴くレコード2枚と、
粟村政昭氏の一文を紹介させてもらいます。
演奏の聴きどころはと問われたら、
それは優れた芸術が持っている「美」だと思います。
また、芸術や音楽とは何かと考えてみると、
健康な心と精神的安定に深く関わっているだと気がつきます。

レコードのタイトルは双方とも「BUD POWELL'S MOODS」ですが、
中身が違っています。
こちらは1954年6月にベース:パーシー・ヒース、ドラムス:アート・テイラーで8曲
1955年1月にベース:ロイド・トロットマン、ドラムス:アート・ブレイキーで3曲
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こちらは1951年2月の録音でソロが8曲
1950年6月にベース:レイ・ブラウン、ドラムス:バディ・リッチで2曲
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「混沌たる美と幻覚の世界の深淵を何度か浮き沈みした挙げ句、
一代の天才児バッド・パウエルは永遠に我々の前から姿を消してしまった。
天才と狂人は紙一重ーという諺を文字通り一身に具現していた感があった彼は、
この世のこの世の俗字とは相容れぬ俗事とは相容れぬ病める
ミューズの化身であったのかもしれない。」
粟村政昭著「ジャズ・レコード・ブック」より



ジャズを聴く楽しみ

僕のジャズを聴く楽しみは、
ずばりブルースを聴くことです。
ブルースが聞こえてこないジャズは、
塩がきいていない漬け物のように味気ない。
そしてスウィング。
うねるようにしなやかに強弱昇降を繰り返す、
リズム感あふれるプレイ。
ブルースを感じ身体を揺らし心を弾ませる。
これがジャズを聴く楽しみ、ジャズを聴く醍醐味。
ブルースはジャズの根っこにあって、
プレイの一音一音に微妙な色彩を無意識に添えます。
マイルス・デイヴィスは「オレはいつもブルースを演っている」
というのが肯けますね。

お盆の営業

お盆の営業は下記の通りです。

8月13日(月)休業
8月14日(火)営業
8月15日(水)営業
8月16日(木)~19日()通常営業 

よろしくお願いいたします。

木曽駒ヶ岳 2018/07/31

朝5時小布施出発、中央道駒ヶ根ICを下り、
菅の台バスセンター(850m)からバスでしらび平(1,662m)へ。
ロープウェイに乗り継ぎ、
あっという間に日本最高所駅、
千畳敷駅(2,612m)に8時10分到着。
駅から南アルプス連峰と中央奥に富士山を望む。
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駅から千畳敷カールの遊歩道を20分ほど歩くと、
八丁坂登り口にたどり着く。
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さあ、ここから乗越浄土まできつい登りの始まるのだが、
体が高度順応する間なく2,612mまで来てしまったので、
登りはじめから息苦しさを感じてしまう。
この後も、肺が酸素不足の空気を吸って満足していない状態が続く。

写真を撮りながら乗越浄土(2,850m)に9時20分に着く。
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中岳到着9時50分。2,925m
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中岳を降り木曽駒ヶ岳(2,956m)へと向う
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駒ヶ岳山頂10時20分。
山頂直下に咲いているエーデルワイス。
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少し降ったところで
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ここ2,600mから上部の高山植物はみな丈低く、
華奢な姿が可憐で愛らしい。

イワツメクサ
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タカネツメクサ
IMG_0028トリミング

ミヤマリンドウ
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トウヤクリンドウ
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チシマギキョウ
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ウサギギク
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シナノキンバイ
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ミヤマアキノキリンソウ
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ヨツバシオガマ
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エゾシオガマ
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コバイケイソウ
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チングルマの実
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あまり人を警戒する様子もなく草をついばむしぐさが愛らしいイワヒバリ。
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花と思いがけなく現れたイワヒバリが山登りを楽しく疲れを癒やしてくれる。

下山途中ガスが絶え間なく流れ、日が隠れると急に涼しく、
日が出るとじりじりと容赦なく照りつけ肌を刺すほど暑い。
しかし、下界のムワーンとした熱気とは違いカラッとしている。
心配していた午後の雷雨もなく無事下山。

晴れた瞬間は、くっきりとした山容が眼前に美しく広がった。
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さすが3,000m級の岩稜地帯、
下山時は不安定な岩の上で足がよれて疲れが増した。
脚力と心肺能力の強化など、わかっちゃいるけどできないなあ。

13時40分山頂駅に戻る。
徒歩往復所要時間、5時間30分。

下山後、早太郎温泉「こまくさの湯」で汗と疲れを流し帰途に就く。

Camera  Canon S110



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