NYのジャズ・クラブ「ディジーズ・コカコーラ」でリー・コニッツに出会ったこともあり、コニッツのレコードをまとめて聴いてみることにした。その前に少し横道へ。レコードを聴いていて「いいなあ」と思う(直感する)のは何でだろうかと改めて自問してみた。この問いに対する答えは自明のことだとは思うけど、自分なりに気がつき思い当たることを書いてみた。
先ずは音色、そしてフレーズ。音色は声、フレーズは節回し、抑揚、歌い方。それにテンポ、リズム、曲調が伴い一つの表現が生まれる。それを聴いて「いいなあ=好き」という心の動きが発露する。とまあそんな感じだろうか。
さて、聴いた中の一枚を紹介。それはミシェル・ペトルチアーニとのデュオ作品
 「TOOT SWEET」 OWL028  1982.5.25 パリで録音
ここで聴くコニッツはサウンドにゆとりがある。ゆとりは温かみとなり、スケールの大きさを感じさせる。というのが全体の印象。独白ともいえるソロ、しかし彼は語りかける。そのプレイをペトルチアーニは傍らで聴いている。そんな情景さえ想像できる「ODE」。ピアノのイントロから始まるA面1曲目「I HEAR A RHAPSODY」。コニッツのプレイにジーンと胸打つものがある。イマジネーションゆたかな演奏。

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