佐藤初女さんという女性を初めて知りました。
今日のNHK・TV「初女さんのおむすび~岩木山麓・ぬくもりの食卓」をみて。

見ながら、
音もなく大地から育ってくるもののような、静かだけど大きな感動を憶えました。
森のイスキア・初女さんのもとに、
心を通わす相手を見失い、そして自分を見失い、
強い疎外感を懐いて悩み生きている人が訪ねて来ます。
初女さんは淡々と対応しながら、ゆっくりていねいに食事を作る。

番組の最後に語った初女さんの言葉が印象に残りました。
「美味しいと感じたとき、その人はスーッとかわっていくのよ」

それは初女さんの料理を共に味わった人が感じた、
自分の命を育て守ってくれるものと出会った喜びとうれしさ。
明日へ生きる希望を感じた瞬間だったのだと思います。

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