フウー、なんていう暑さだ。日中の暑さだけならまだしも、
こうも寝苦しい夜の蒸し暑さが続くと、
寝不足で頭の中がボウーとしている上に、
体がだるく気力も萎え夏バテになってしまったようです。
オリンピックの深夜放送もかなり影響していそうな気もしますがね。
さてそれはともかく。

昨日は長野千石劇場で上映中の映画
『道-白磁の人-』を観てきました。
この映画は、もう何ヶ月も前に公開予定のパンフが出ていて、
以来ずっと長野での上映があるのだろうかと気にしていました。

主人公・浅川巧の名をどこで知ったか、はっきりと憶えていません。
僕は民芸の中でも陶器が好きで、その関わりで興味を抱き、
『浅川巧全集』全一巻をもっていたので、名前だけはしっかり記憶に
留めていました。その実、どんな人物だったのか勉強不足のまま
映画をみました。

日本が韓国を併合後の1914年、浅川は林業技師として韓国に渡り、
仕事をしながら白磁など朝鮮の工芸に魅せられ、それらを収集し
保護しようと『朝鮮民族美術館』の設立(1924年京城)に尽力しました。

映画で李朝白磁の美しさを、巧は「目で鑑賞する“音楽”」
と、詩人の言葉で表現していたのが印象的です。

白磁に限らず【壺】というのは(僕が特に好きなのは古い『丹波の壺』)
“曰く言い難い”秘めた魅力を放つ存在で、
僕など音楽は聴こえずとも、言葉に出来ない不思議な感慨に
しばし立ちつくし、眺め入ることがあるくらいです。

『道-白磁の人-』は壺を得た(巧みな)素晴らしい感動的な映画です。
またまた下手なオヤジギャグをやらかして、スミマセン。

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