きのう、東京へ、ひさしぶり。
地震があったらどうしようなんて、
最近はそんなことばかり思って、
ますます足が遠のく東京だけど。

それにしても昨日の朝は寒かった。
菅平では-22度だったそうな。
東京に着いて先ず日本民藝館に向かう。
10時冬晴れの青空からの陽射しがまぶしく温い。
民藝館展に足を運ぶのは何年ぶりか。
佳いものは目の肥えたファンが初日にゲットする。
僕は残り物の福ネライ。
しかし、それ以上に日本各地から集まった伝統工芸の
優れた品々を一同に見て手に触れる機会がここにある。
と、いうことなのだが、今年は点数が少ないように感じた。チト寂しい。

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気持ちの上で遠くなった東京だが、来ればきたで見たいところは幾つかあってね。
かといって時間も限られ脚力も衰えているので、厳選して写真美術館へ
「北井一夫展」ーいつか見た風景ーを見に行きましたよ。
スナップに混じって異彩を放った写真がありました。
それは古びた「父の帯」と「ゆず」。
単純とはかくも人を引きつけ強い印象を残すものなのか。

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館を出て恵比寿ガーデンのプロムナードを歩いていくと、
ベンチで、男性がスプーンでヨーグルトを女性の口に入れている。
なんとも楽しそうな若い二人。「写真取ってもいい」「もう一度やって」
そういってもイヤな顔せず、はにかんで大笑いしている。
笑いながらもう一度スプーンを女性に食べさせてみせた。
なんて幸せな明るい素直な二人なんだろう。

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お後はショウリャクです。いやこれは書いておこうか。
日が暮れて復るまでの時間を日本橋の居酒屋「ふくべ」で友人と飲む。
肩を寄せ合うように狭い所に背広姿がぎっしり。
1時間経ち2時間・・空く席がない。
居心地のいい空間の壁はすすけてこの店の味になっていました。
こんな東京にはまた行こう。そう思わせるものがありました。