最近はジャズよりクラシックに熱を上げています。
何と申しましょうか、ジャズ喫茶のオヤジとしては失格の事態に
陥っているわけなのですが、この傾向は果たして一時的なのか。
看板を書き換えるワケにはいかないので、
・・・・多分そうなることは100%ないでしょうが・・。
なあんてね、ジャズが嫌いになったわけじゃないし。
ジャズも色々あるようにクラシックだってイロイロ。
その中で何を好んで聴いているのかと言えばバッハ、ベートーヴェンや
シューベルトのピアノ曲を中心に極めてオーソドックスなものばかり。
一体にものが好きになるというのは何かのきっかけというのがあるでしょ。
ジャズなら例えばマイルス・デヴィスの何かとか、それでその人にとって
ジャズは特別なものになっていく。マイルスが特別なものになっていく。
その人にとってジャズの中でもマイルスは美しい風景になるのです。
教えられるものは言葉や知識として頭の何処かで分かったような気がするけど、
感動するものは文字も理屈も抜きで心の何処かで鳥肌を立てさせる。
そして、それは或るとき予告なく突然舞い降りてくる。
僕にクラシックの熱を与えたのはスヴャトスラフ・テオフィーロヴィチ・リヒテル。
リヒテルは僕にとって特別な風景になっている。
それはあたかも高い山に澄んだ青い空があるようなものかなあ。