なぜ今までミケランジェリを聴かなかったかって?
縁がなかった。と、そういうほかありません。
で、聴いてみると、そりゃみんなが虜になるはず。
そういうピアニストである。と、遅まきながら気がつきました。
遅まきでも僕はニコニコなのです。
ミケランジェリは聴いている僕に一時青春を届けてくれる、のだから。
歳をとってからハラハラドキドキするワケでもないのにワクワクシビレル。
もちろんこれは青春メロディを懐かしむのとは感興を異にします。
なにしろ時空を超えて突如若々しい響きが心に舞い降りてくるのですから。
若々しい気分をもたらしてくれるのはミケランジェリのピアノの響き。
音の響きは音の色。色とは微妙で繊細な感情を感得できる感性。
と、言うわけで、ミケランジェリの感性溢れる音色は人を魅了して止まない。
ところで8枚、10枚組の安価なCDセットが続々出ている。
メジャーからも知らないところからも、既発の再編あり、マニアの隠し録りあり。
そのようなライブの隠し録りの中にハットするような珠玉の演奏が入っている。
それを聴いたときは自ずと興奮してしまう。
ミケランジェリが演奏するショパンのスケルツォ2番はそんな1曲。
海賊版は宝を積んでいる。