長野市権堂の相生座で「望郷の鐘」を観た。
キーワードは戦争で犠牲になる人々。
映画館で映画を観るのは久しぶり。
もう何回観たい映画を見逃してきたことか。
行けなかった理由は思い出せない。
とにかくサッと動かなかったことは間違いない。
そういうエネルギーが少なくなってしまったことはたしか。
それにめげず観たいものは奮って観るようにしたいと思う。
というのが今日のちょっとした反省。
映画はおもしろかった。
山本慈昭を演じた内藤剛志の演技はとてもよかった。
満州へ開拓団に行った人たちに共通する気持ちには、
国はウソをついて自分たちをだました。という強い感情が残った。
厚生省(国)は自分たちの意志で行ったので責任はないという。
敗戦濃厚の3ケ月前にシベリヤとの国境にある土地へと
向かわせたのだから、国に責任がないというのは実に寒々しい。
現地に着いてみれば戦況不利で関東軍は撤退していた。
その最中に満州開拓団は出発して行ったのだ。
しかもその土地は関東軍が満州人から武力で取り上げたもの。
関東軍は開拓団を置き去りにして見殺し同然で戦線放棄したのだ。
天皇の軍隊であって国民の軍隊ではないことのあからさまな行動。
今、有事(アメリカが認めた)に際し日本が戦争に巻き込まれれば(集団的自衛権の行使)
自衛隊はアメリカ軍の指揮下に入る。
そこではアメリカの国益が第一義に優先される。
それは日本を原爆実験したアメリカの今も続く日本に対する占領戦略
(日本をロシアと中国との戦争の防波堤にすること)の一環なのだ。
そして忘れてはならないのは日本の経済力はアメリカの脅威、敵であることだ。
強い日本の産業経済の競争力を削ぐことにもアメリカは強引だ。
アメリカの世界戦略の大略はそのようなものではないのか。
しかし、日本がより良く生きていくための歩む道は対米追随従属し、
日米軍事同盟に深く強く傾斜するしかないのだろうか。
それはアメリカの利害と安全が絡む戦場へ日本は無理やり引き込まれることになるだろう。
何としても日本は戦争をしない国にしなければいけないと思う。
戦争は常に強欲な金持ちのためにあって貧しい人が犠牲になるのだから。
日本人は平和の民でありたい。
それが歴史の教訓だと思う。
キーワードは戦争で犠牲になる人々。
映画館で映画を観るのは久しぶり。
もう何回観たい映画を見逃してきたことか。
行けなかった理由は思い出せない。
とにかくサッと動かなかったことは間違いない。
そういうエネルギーが少なくなってしまったことはたしか。
それにめげず観たいものは奮って観るようにしたいと思う。
というのが今日のちょっとした反省。
映画はおもしろかった。
山本慈昭を演じた内藤剛志の演技はとてもよかった。
満州へ開拓団に行った人たちに共通する気持ちには、
国はウソをついて自分たちをだました。という強い感情が残った。
厚生省(国)は自分たちの意志で行ったので責任はないという。
敗戦濃厚の3ケ月前にシベリヤとの国境にある土地へと
向かわせたのだから、国に責任がないというのは実に寒々しい。
現地に着いてみれば戦況不利で関東軍は撤退していた。
その最中に満州開拓団は出発して行ったのだ。
しかもその土地は関東軍が満州人から武力で取り上げたもの。
関東軍は開拓団を置き去りにして見殺し同然で戦線放棄したのだ。
天皇の軍隊であって国民の軍隊ではないことのあからさまな行動。
今、有事(アメリカが認めた)に際し日本が戦争に巻き込まれれば(集団的自衛権の行使)
自衛隊はアメリカ軍の指揮下に入る。
そこではアメリカの国益が第一義に優先される。
それは日本を原爆実験したアメリカの今も続く日本に対する占領戦略
(日本をロシアと中国との戦争の防波堤にすること)の一環なのだ。
そして忘れてはならないのは日本の経済力はアメリカの脅威、敵であることだ。
強い日本の産業経済の競争力を削ぐことにもアメリカは強引だ。
アメリカの世界戦略の大略はそのようなものではないのか。
しかし、日本がより良く生きていくための歩む道は対米追随従属し、
日米軍事同盟に深く強く傾斜するしかないのだろうか。
それはアメリカの利害と安全が絡む戦場へ日本は無理やり引き込まれることになるだろう。
何としても日本は戦争をしない国にしなければいけないと思う。
戦争は常に強欲な金持ちのためにあって貧しい人が犠牲になるのだから。
日本人は平和の民でありたい。
それが歴史の教訓だと思う。