昨夜はMさんのオーディオを聴きに出かけました。
今回で2回目です。前回は1年ぐらい前だったでしょうか。
そのときもナカナカと思いましたが、
今回はさらに進化していてトテモイイと思いました。
水槽にいる熱帯魚は、水槽の水が透明であるほどよく見えますよね。
目を凝らさなくも美しさがダイレクトに伝わってきます。
音の美しさも同じで、クスミのない音はスッと耳に入ってきます。
レコードに入っている音楽が人の心をわしづかみにする音で、
なににも邪魔されずスゥ-と心に入ってきて、
感動できてこそ本当の意味でいい音だと思うのです。
それは単にきれいな音とは違います。

Mさんのオーディオがいいと思ったのは、
ハードとソフト両面にわたってのオーディオ全体がさらに進化し、
真にいい音に深化していたからです。
SPレコードはクリスタルカートリッジとRCAフラワーボックスで再生。
この日は美空ひばりのハワイアンを聴かせてもらいました。
天然の天才は小鳥がさえずるように唄うものですね。
出た音が全てで個々の機器に興味はあまりないのですが、
出力管は300B、ドライバーは555だそうです。
念のためにいうと、
こういうモノを持っているからいい音が出せるというものではありません。

創意工夫して楽しむのはMさんの真骨頂。
自作して持ってきてくれたドライバーホーン。

IMG_0898