7日の日曜日夕刻、SOGAさんが松本からの帰りがけバドに。
インターフォンスピーカーを使った
ソガフォンと新作アンプ、
デジタル出力のあるポータブルCDプレーヤーと中国製のDACを携えて。

先ずは、HMV101に接続し、カザルスのバッハ無伴奏チェロソナタを試聴。
録音は1938年。
次に、HMV157で聴いてみる。
どちらからも、
弓が弦をこすり胴鳴りしているチェロがスピーカーの前にあるように聞こえる。
今までの経験からすると、
101は1925年までのアコースティック録音の再生に最も適している。
157は今回初めて聴いてみたのだが、101と比べホーンが大きいので余裕がある。
かといって暈けることはなく、張りがある音像で楽器を生々しく鳴らす。
さすが、CDを蓄音機で鳴らす伝道師の面目躍如。
これまでの経験が十二分に発揮された成果を聞かせてもらいました。

次は、バドにあるソニーのDVDプレイヤーにケンブリッジのダックを入れ、
ビットトレードワンの電流帰還アンプで157を鳴らしてみました。
生々しい楽器の実在感は少し影を潜めましたが、しっかりと張りもあり、
音のニュアンスが良く出て、素直で聴きやすい音になりました。
しばらくは、この構成で楽しもうと思います。

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