僕にとって音楽ジャンルの垣根はあってないがごとしです。
良いかそうでないかだけが、面白いとそうでないを分けるのみ。
良いものとはどういうものか、それは結果でわかる。
繰り返し聞き続けるとい結果が付いてくることで。

音の良しあしは録音当時の音が忠実に再生されているかそうでないか、
ということであり機材が先ではありません。
録音された音が最優先で機材はそれを再生する手段です。
録音年代別の音を全て忠実に再生できるオールマイティーの機材はありません。
そう理解した上で(音の良しあしは)割り切って聞くのがよいと思います。
録音年代別に最適な機材など揃えるのは無理ですから。
そうでないと、録音に忠実でない再生は本来の本当の音ではない、
ということにばかり気をとられ音楽を聞く気が削がれてしまいます。
まあなんでも程度問題ですから、自分自身の程度を自覚して聞く方が、
と僕は観念して音楽に味方しています。

そうこうしていたら、52二番街に転がっていた?かもしれない
由緒不明のフィールド・スピーカーに出会って、
パーカーの演奏が元気に聞かれるなんていう僥倖に出会ってしまった。