レコードやCDで音楽を聴くときは、曲か演奏家か両方を選んでいますね。
聴き始めて、良くないと思えば中断することもあります。
何が良くなかったのか、曲なのか演奏家なのか、あるいは音(録音)だったのか。
全部良くなかったのか(泣) 聴く前は期待をしていたのに(笑)

演奏を熱心に聴きはじめの頃は音楽に夢中で、
音質のことはあまり気にしていないことが多いと思います。
そのうちオーディオ的音質がいいと、より音楽が楽しくなるものです。
そして、より音楽を深く聴きたくなると、深い音が聞こえるオーディオが欲しくなります。
自身の内に響く音に目覚めるようになったときに、求める音楽と演奏とアーティストの音を、
良い録音で忠実度の高い再生をするオーディオで聞きたいと思うようになります。 

同じレコードでもオーディオによって演奏がこんなに違って聞こえるのか、
同じオーディオでもレコードによってこんなに違って聞こえるものなのか、
こういうことは、オーディオや音楽を熱心に聴いている人なら誰しもが経験していると思います。
そして聴くなら感動する音で聞きたいと思うようになります。

僕はレコードとそれを再生するオーディオによって、
感動するレコード芸術が生まれることを体験してきました。

しかし、今までCDにはそういうことを求めてきませんでした。
でも、これからはCDでも感動できるような音で音楽が聞きたい。
そのためには難しいことかもしれないけど、50年代から60年代の感動したレコードで、
CD化したものをレコードに比べて違和感の少ない音で鑑賞したい。

共通することは、先ず心の内に響く音楽があって、それを良い録音盤で聞きたいということです。
オーディオもそのためにあります。