小布施のジャズ喫茶 BUD

♪日々好音の米蔵空間で薫り高い神戸萩原の炭火焙煎コーヒーを♪

ジャズレコード

ジョン・コルトレーン『チムチムチェリー』

今日は梅雨の晴れ間。
にもかかわらずいつものようには「ムッ」とならず、
陽射しは強いものの朝夕はひんやりと、日中も爽やかで過ごしやすかったですね。
冷房要らずの一日は省エネ、体の疲れが違います。

閉店後の片付けをしながら、久しぶり気合いを入れ、
大音量でコルトレーンのレコード『チム チム チェリー』を聴いてみました。

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ジョン・コルヨレーン、テナー・ソプラノサックス
マッコイ・タイナー、ピアノ
ジミー・ギャリソン、ベース
アート・デイヴィス、ベース(ネイチャー・ボーイ)
エルビン・ジョーンズ、ドラムス

サイド1
1.チム チム チェリー
2.ブラジリア
サイド2
1.ネイチャー・ボーイ
2.ソング・フォー・プレイズ

録音 1965年

僕が好きなのは「ネイチャー・ボーイ」
リリカルなイメージを残しながら主旋律を力強く吹く出だしに、
「おッ、いいじゃん」と心のどこかでニンマリ。
即興演奏は次第に熱を帯び、PLAYはやがて PRAYへと変奏していく。
その有り様は最後期ほどには蜷局を巻いたような激しい咆哮とはならず、
「この高揚ぶりならついて行けそう」と心のどこかでホッとする。

マッコイ・タイナーのピアノPLAYもコルトレーンのPRAYに同調し、
(同調出来ている)共にPRAYする気持ちが伝わってくる。
マッコイ・タイナーだけではない。
単身がむしゃらにPRAYに突入して行くがごときコルトレーンが
一歩踏みとどまっているから、エルビンもギャリソンも背後で
どこかしら落ち着きと余裕のあるバッキングをしていて、
グループとしてまとまりのある一体感があります。
これはプロジューサーであるボブ・シールの手腕に負っているのだと思う。

バド・パウエルのプレで聴く「you go to my head」

バド・パウエルのプレで聴く「you go to my head」
Blue Note BLP5003 / BLP1504
Bud Powell,piano; Tommy Potter,bass; Roy Haynes,drums. 

ジャズ・ファンはもとより、誰にも受け入られる曲調を美しいタッチで奏ています。
曲想から得るイメージを見事なまでにバラードで表現、
こういう心に浸みる美しい響きを紡ぎ出せる感受性こそバド・パウエルの真骨頂。
正に、「bud's play go to my head」
天性のジャズ・ピアニストは、また一人の偉大な芸術家でもあります。

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「you go to my head」
http://en.wikipedia.org/wiki/You_Go_to_My_Head

チャーリー・パーカーのすごさ・素晴らしさ

閉店後ホッと一息、久しぶりにパーカーを聴いていると、「いい音していますねえ」と言って入ってきたのは、小布施【和楽の会】のいくか師匠じゃございませんか。「まあどうぞ」と椅子を勧めて聴き入ることしばし。レコードが終わると師匠はにっこり笑顔で、また「いいですねえ」とすっかりパーカーが気に入った様子。
あらためてと言うべきなのか、それとも今さらと言うべきなのか・・・、パーカーの魅力はどんな言葉もその素晴らしさを表すことが出来ない。人間から出たものは、どのようなものであれ人工的であることは免れないのだが・・・・パーカーのサウンドは自然なのだ、どこまでも自然なのだ。人間の思惑などどこ吹く『緑の風』のように。超人的というのでもない。神がかりとというようなものでもない。されどパーカーはやはり神(自然)の使い手なのだろう。と、言うしかないのである。いつもながらそこに落ち着く。
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第2回レコード鑑賞会

第2回レコード鑑賞会 ~演奏と録音が良いレコードを大きな音で聴こう~

◇日時:2011年10月23日・日曜日 18時~20時

◇テーマ: ~モノラル・レコードを聴く~ジャズ篇パート2
◇特集:     BUD POWELL
◇演奏レコード jpg 250                        
 Roost  RLP 401 10吋オリジナル
 『THE BUD POWELL TRIO』
 Bud Powell (p) Curly Russell (b) Max Roach (d)
 NYC, January 10,
1947





                 
   

jpg 250 
Mercury  MGC 507 10吋オリジナル
 
『BUD POWELL PIANO』
   Bud Powell (p) Curly Russell (b) Max Roach (d) 
   NYC, February, 1950
 







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Blue Note  BLP 5003 10吋オリジナル
 『The Amazing Bud Powell 』
  
Fats Navarro (tp ) Sonny Rollins (ts ) Bud Powell (p)   

   Tommy Potter (b) Roy Haynes (d) 
   WOR Studios, NYC, August 9, 1949
   Bud Powell (p) Curly Russell (b) Max Roach (d )   
    WOR Studios, NYC, May 1, 1951


 

 
 
jpg 250 Roost RLP 412 10吋オリジナル
 『Bud Powell Trio』
 Bud Powell (p) George Duvivier (b) Art Taylor (d )
 NYC, September, 1953
 









◇使用機材:カートリッジ(モノラルSPU-A/ステレオSPU-AE)
          アーム Ortofon
             プレーヤー Garrard 301
             昇圧トランス WE618B
             プリアンプ WE120B
             パワーアンプ WE124
             スピーカー Vitavox S20(ドライバー) 
                     Vitabox AK156(ウーハー)
                      Altec A7(ボックス)

  
  
  ※終了後次回内容について意見交換を行います。

◇定員:10名程度

◇会費:1,000円(コーヒー&ケーキ)

◇場所: COFFEE&JAZZ BUD
       小布施町 TEL 026-251-4033(定休日:毎週月・火)11時~18時

◇主催:北信レコード愛好会


◇参加者:

◇~ウィキペディアより~
   バド・パウエル(Bud Powell 本名:Earl Rudolph "Bud" Powell, 1924年9月27日 - 1966年7月31日)はアメリカ合衆国のジャズ・ピアニスト。

チャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーらによって確立されたビバップスタイルのジャズを、ジャズ・ピアノの分野に定着させ、「モダン・ジャズピアノの祖」とも称される。また、現在まで続くピアノ、ベース、ドラムスによる「ピアノ・トリオ」形式を創始した。

 1924年、ニューヨークに生まれる。パウエルの祖父はフラメンコ・ギタリストで、父はストライド・ピアニスト、兄のウィリアムはトランペット奏者という音楽一家で育つ。また、弟のリッチー・パウエルや、学友のエルモ・ホープも後にピアニストとして名を成すことになる。バドは最初はクラシックの勉強をしていたが、アート・テイタムらの影響でジャズに興味を持つようになり、15歳になる頃には兄のいるバンドでピアノを弾くようになっていた。

スイング・ジャズ系ピアニストの中でもモダンなスタイルを持つアール・ハインズやビリー・カイルの影響を受けた右手の高速なシングルトーンと、頻繁なコードチェンジに対応するため左手はコードプレーに徹するという、ビバップに最適化された新たな演奏スタイルを確立した。また、同時代のジャズピアニストであるセロニアス・モンクとは深く親交があり、若き日のパウエルはモンクから音楽理論を学んだと言われている。

1940年代後半から50年代初頭にかけて音楽面の最盛期を迎える。しかし、50年代中期以降は麻薬やアルコールなどの中毒に苦しみ、精神障害を負ったことで、。しかしながら、不調期の録音においても、呻き声を発しながらの鬼気迫る演奏を聴くことができ、これを含めてパウエルの個性として評価する声が多い。

1960年代初頭は本国アメリカに一種のジャズ不況が訪れ、多くのジャズメンがヨーロッパに活動の場を移した時期であるが、パウエルもまたフランスに渡って活動を続ける。映画監督のベルトラン・タヴェルニエは、この時期のパウエルの演奏活動のエピソードを元に、映画「ラウンド・ミッドナイト」撮影している。良好な環境と好意的な聴衆に支えられて麻薬禍からは脱却するが、既に体はボロボロであり、1966年にアメリカ帰国した後に死去。

パウエルは精神疾患の治療で電気ショック療法を受けた、また警官に頭部に暴行を受けた為に、指が以前の様に上手く動かなくなったというのが通説である。

ブルーノート、ルーレット・レコードなどのレーベルに演奏を残す。アルバムの代表作に「バド・パウエルの芸術」「アメイジング・バド・パウエル」「ジャズ・ジャイアント」「ザ・シーン・チェンジス」「バド!」など。作曲も多く、「ウン・ポコ・ローコ」、「クレオパトラの夢」などが知られる。
~ウィキペディアより~

バド・パウエル

バド・パウエル(Earl Rudolph "Bud" Powell, 1924年9月27日 - 1966年7月31日)


バド・パウエルの演奏を聴くと、曰く言い難い想いを懐きます。それはとらえどころがない、受け止められないもどかしさが常につきまとうからです。バド・パウエルが演奏した音楽は空中に漂い、自分の中に入ってこないうちに消えていく。僕が感じているもどかしさはそうしたものです。
ハッと時めいた瞬間に消えてしまう流れ星のように。美しかったその残響だけが短く空間に音霊(コダマ)する。そんなバド・パウエルを人はどう聴いて感じ言葉にしているのか・・・・・。

◇先ずはマイルスから。
1944年頃、『ミントンズ』に出入りするミュージシャンについて、「ほとんどの黒人ミュージシャンは音楽理論を知らない。バド・パウエルはすばらしいピアノが弾けて、楽譜も読めて作曲も出来る、オレの知っている限りでは数少ない一人だった」
バドとモンクについて「モンクはバドのように早く弾かなかったから、バドの方が上手だという奴もいる。だが、それは大きな間違いだ。二人ともものすごくヒップだったし、ただスタイルが違っただけだ。バドはアート・テイタムみたいに弾いた。モンクはエリントンのストライド・ピアノみたいな奏法が気に入っていたんだ。それでも、バドの奏法のなかにモンクのスタイルが聴き取れる」
ショック療法の前と後「46年バドはNYのベルビュー病院の精神病棟に入れられ、狂人だと診断され、ショック療法を受けさせられた。入る前は、演奏のすべてに際立ったところがあった。ほかの人と違う、何かがあった。ショック療法後は、人間としてもミュージシャンとしても、もう別人だった。それでも弾いてくれよと頼むと、すばらしい演奏をしたものだ。具合が悪くなってからも、彼はまさにピアノのサラブレッドのようだった。自分には出来ないことなどと考えたこともないから、具合が悪くなってからも弾こうとしたんだ。だがどんなすばらしい演奏でも、決して前と同じじゃなかった。バドは、どう演奏するかなんて考えない天才肌のミュージシャンだったから、少なくとも頭の中では、その違いに気づいていなかったんだ。バードもそうだった。バードとバドは、オレの知ってる限りじゃ、この世でたった二人の類い希なミュージシャンだった」
~「M・デイヴィス自叙伝」中山康樹訳より~
◆頭のいい人は記憶力がいいんですね。マイルスの話は面白さにおいて群を抜いています。バドをサラブレッドに喩えていますね。日本語で言えば、さしずめ神馬ならずとも天馬というところでしょうか。どちらでも同じことかな。

◇粟村政昭氏は。
「ジャズ・ピアノの大きな二つの流れ、オーケストラ的奏法(ジェームス・P・ジョンソン~ファッツ・ウォーラー~アート・テイタムに代表される系譜と、アール・ハインズを始祖とするホーン的奏法がある。40年代に入り、ホーン的奏法を徹底的に演繹拡大し、ソロ楽器としての新しい生命を吹き込んだのがバド・パウエルだった。
パウエルのプレイには音量の不揃い、ミス・タッチがあるものの、その真価は完全無欠に弾き鳴らすことではなく、快速調の演奏から生まれる疾風のごときスリルや、スロー・ナンバーに聞かれる情緒纏綿たる浪漫の世界が、常人のイマジネーションを遙かに超えて地点で織りなされて行くことへの驚愕にあったのである。
53年以降のパウエルの演奏は、神の座を降りた人のそれに変貌してしまい、二度と再びかっての人智をを遠く離れた閃きを取り戻すことなしに終わった。
勿論それでもなお、53年以降のバド・パウエルが他の凡百のピアニストを遙かに圧する巨大な存在であったのは事実である。
~ルースト「バド・パウエルの芸術」73年日本コロンビア盤のライナー・ノートより~
◆すべての音楽の神髄はスロー・ナンバーにあり。と思いますが・・どうでしょう。

◇ビル・エヴァンスの言葉
「もしも私が、その芸術の完全さとその創造物の比類なき独創性においてのみならず、その作品の偉大さにおいても、ただ一人の芸術家を選ばねばならないとしたら、それはバド・パウエルになるだろう。だれも、彼の足元におよばない」
~79年11月26日パリ、エスパス・カルダンでのコンサート後に~
「バド・パウエルはなにもかも持っているんだ。だからといって彼を全部取り入れようとは思わない。バドのレコードに合わせて、真似をしながら演奏しようなんて思わないんだ。それだったらレコードを聴いて、そのエッセンスを吸収できるように頑張って、他のことに適用しようとする方がいい」
~ピーター・ペッティンガー著「ビル・エヴァンス」相川京子訳より~
◆まねできないものを吸収することより難しいことはないですよね。

◇ビリー・テイラー
「バド・パウエルはビバップの神髄を極めたピアニストだった。彼はガレスピーやパーカーが開発した原理を自分の様式に導入した。彼の様式のルーツは、ファッツ・ウォーラー、アート・テイタムらの演奏にあった。彼のピアニストとしての技はすばらしかった。ガレスピーやパーカーは、ビバップのインプロヴィゼーションに音楽としての強さを感じさせるが、パウエルのピアノにもそれに匹敵する強さがあった」
~ビリー・テイラー著「ジャズ・ピアノの歴史」古屋直巳訳より~
◆みんな走っていたんだ、全速力で。マグマが流れる中を。

◇ヨアヒム・ベーレント
「バド・パウエルの演奏は、深い彫りのあとを残して天空にそびえる金属像を思わせる。バド・パウエルは、ロマンチストでもある。その作『グラス・エンクロージュア』やバラード演奏『ポルカドットとムーンビーム』はシューマンの『子供の情景』を思わせる。バドの場合、ホーン的スタイルのきびしさと、ロマンチックな感受性の間には一種の溝がある。バド・パウエルの悲劇はこの二つの融合し得ない二面性から起こったのではないだろうか」
「アート・テイタムがテクニシャンだとすれば、バド・パウエルはスタイリストである。テイタムが示したピアノ奏法は、余人の追随を許さぬほど高度のものであるが、バド・パウエルは一流派をあみだした」
~ベーレント著「ジャズ ニューオリンズからフリーまで」油井正一訳
◆一番わかりづらい、ぴんとこなかったなあ。

まだまだ傾聴に値するする貴重な証言や見解がきっと沢山あるに違いない。それらに出会ったときは、あらためて追加してご紹介していきたいと思います。

DJANGO REINHARDT & HIS AMERICAN FRIENDS

僕は長年ジャズ・レコードの収集をしていますが、初期に最も信頼したのは粟村政昭著『ジャズ・レコード・ブック』1968年刊。今も時々ページをめくっては読んでいます。その中に『DJANGO REINHARDT & HIS AMERICAN FRIENDS 』 Vol.1.2英ODEON というレコードがあり収集出来ず頭の片隅に忘れずにありました。どうして憶えていたかというと、1930年代中頃にヨーロッパに渡ったコールマン・ホーキンス(31歳)を始めとするチョコレート・ダンディーズの面々がヨーロッパ最高のスター、ジャンゴ(25歳)と共演した傑作集がどんなものだったのか、是非聴いてみたいと強く惹かれました。またジャズ・レコードとしては珍しいODEONというレーベルが印象的で記憶に残りました。数年前、同演奏がプレスティジのヒストリカル・シリーズに『DJANGO REINHARDT & and the American Jazz Giants』PR7633というタイトルで出ていたのを見つけ聴いていました。しかしコレクターの常として出来ることならオリジナルLPのODEON盤を求めたい、そう思い続けていたところ最近オークションにVol.1が出されているのを見つけ、待つこと40年にして運よく安く手に入れることが出来ました。Vol.2はいつかひょっこり現れるのを待つことにして、残りの曲は取り敢えず3枚組57曲が収録されているCDを購入しました。では肝心の演奏はというと、全曲実にのびのびと音楽的愉悦に満ち楽しさ溢れる演奏がくり広げられています。その中でもやはり素晴らしいのは、なんといってもコールマン・ホーキンスです。滑らかにうねるフレージングはスウィンギーで若々しく創造力に溢れ、柔らかい音色で歌うようなプレイに魅了されます。それとリズムを刻みながらソロへと移っていくジャンゴのプレイも溌剌として耳を奪われます。二人揃って余裕のある演奏の交換を通し、この時ヨーロッパに咲いたジャズ・ミュージックが文化の香りを放っている様子と時代の雰囲気がいきいきと伝わってきます。

PRESTIGE盤
残念なニセステ。肝心なホーキンスのテナーが少し引っ込んでいるけど楽しめます。

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英ODEON盤
一番安心して聴ける。'35年の再録にしては、いきいきとした雰囲気が出ている。

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英オデオン盤Vol.1収録の16曲
1.「AVALON」2.「WHAT A DIFFERENCE A DAY MADE」3.「STARDUST」4.「ROSETTA」5.「STARDUST(DIFFERENT VERSION)」6.「THE OBJECT OF MY AFFECTION」7.「HONEYSUCKLE ROSE」8.「CRAZY RHYTHM」9.「OUT OF NOWHERE」10.「SWEET GEORGIA BROWN」11.「BUGLE CALL RAG」12.「BETWEEN THE DEVIL AND THE DEEP BLUESEA」13.「I GOT RHYHTM」14.「SWEET SUE JUST YOU」15.「HANGIN' AROUND BOUDON」16.「JAPANESE SANDMAN」


CD3枚組盤
十分楽しめます。

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レコード鑑賞会

先日、BUDで初めてのレコード鑑賞会を行いました。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/5029940.html
ご参加は7名。音場の中心にある長テーブルを囲んで行いました。
はじめ簡単に自己紹介をしていただき、音楽とオーディオについての経歴などをお聞きしました。
終わりにはお一人ずつ感想と次回の要望をお聞きして、あっという間に3時間が過ぎました。
今回は同じレコードを4種類試聴しましたが、その結果皆さんと価値観を共有することが出来ました『モノラル』『オリジナル』のレコード中心に鑑賞会を続けていきたいと考えています。
次回は10月。『バド・パウエル』です。

第1回レコード鑑賞会

第1回レコード鑑賞会 ~演奏と録音が良いレコードを大きな音で聴こう~

◇日時:2011年7月2日土曜日(土・日を予定) 19時~21時


◇テーマ: ~モノラル・レコードを聴く~ジャズ篇パート1
         
◇使用レコード:BLUE NOTE 1595 「SOMETHIN’ELSE」他
                        Miles Davis(tp) Cannonball Adderley(as) Hank Jones(p)
                        Sam Jonse(b) ART Blakey(ds)     
                          録音 1958.3.9
                ※同盤のモノ・ステをオリジナルや日本盤で音の違いを聴いてみる。
          ◎持参自薦のレコード。


◇使用機材:カートリッジ(モノラルSPU-A/ステレオSPU-AE)
          アーム Ortofon
             プレーヤー Garrard 301
             昇圧トランス WE618B
             プリアンプ WE120B
             パワーアンプ WE124
             スピーカー Vitavox S20(ドライバー) 
                     Vitabox AK156(ウーハー)
                      Altec A7(ボックス)

 
 ※終了後次回内容について意見交換を行います。

◇定員:10名程度

◇会費:1,000円(コーヒー&ケーキ)

◇場所: COFFEE&JAZZ BUD
       小布施町 TEL 026-251-4033(定休日:毎週月・火)11時~18時

◇主催:北信レコード愛好会(仮称)

◇参加者:

黒っぽいアル&ズート

アル&ズートのアルバムは6枚持っていますが、その中で少し特異とも言える感じのアーシーでブルージーな1枚がBody and SoulMUSE5016。1曲目からサウンドカラーが他のアル&ズートと違って黒いムードが漂う。ジャズはやっぱりこういう雰囲気がジャズらしくていい。このムードの出元はなんといってもピアノのジャッキー・バイヤードだと睨んだが・・どうだろう。もう一人の黒人、ベーシストのジョージ・デュビビエの重いベース・ワークは確かに黒いが、ブルース・フィーリングはバイヤードよりもソフィストケートされているように感じる。ちょっとハードで前のめりでプレイするアルとズートのサウンドが運んでくるのはハードバップの薫り漂う風。なんともさえないレコード・ジャケットだが、全トラックは聴き応えある本物のジャズ。中古レコード店では見逃されている1枚かもしれませんね。

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印象の薄いJ・J・ジョンソン

何を聴いても印象の薄いJ・J・ジョンソン。いきなり悪口めいてなんだか申し訳ないけど(J・Jファンの皆さんゴメンナサイ)、さりとて今日はJ・Jのこれを聴いてみようというレコードがすぐ浮かばない。名盤にトミー・フラナガンありの評も空しく、「J・J IN PERSON」「FIRST PLACE」「DIAL J・J 5」のプレイは心の駅を通過していく。僕にとってオスカー・ピーターソンもそうした名手の一人。しかしこの二人も共演している誰か、例えばJ・Jならクリフォード・ブラウンとのブルーノート盤。ピーターソンならサッチモとの控え目なほどにきらりと光るヴァーヴ盤などなど、素晴らしくいい演奏は外にも多数あるはずです。ところでJ・Jはブルーノートに「The Eminent Jay Jay Johnson vol.1/vol.2」を残していますが、僕が好きなのは クリフォード・ブラウンが参加しているvol.1。ときどきCDで聴いていましたが、これはぜひレコードで聴きたいと思っていたところ、最近やっと10インチのレキシントン盤を手に入れることができました。ブラウニーの参加でJ.J以下全員が各自のパフォーマンスを遺憾なく発揮して、引き締まった演奏が繰り広げられており大変気持ちよく聴くことが出来ます。なかでもブラウニーの空気をパッと明るくする美しい音色のプレイは最大の聴きどころです。
録音データ:
Clifford Brown (tp) J.J. Johnson (tb) Jimmy Heath (ts, bars)
 John Lewis (p) Percy Heath (b) Kenny Clarke (d)
 NYC, June 22, 1953
曲目:
SIDE1         
1.GET HAPPY
2.LOVER MAN
3.CAPRI
SIDE2
1.SKTCH1
2.TURNPIKE
3.IT COULD HAPPEN TO YOU
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