小布施のジャズ喫茶 BUD

♪日々好音の穀蔵空間で薫り高い神戸萩原の炭火焙煎コーヒーを♪

ジャズ

弔意

長野のジャズカフェにしてライブハウスのグルーヴィー、
店主の内山さんが先月お亡くなりになった話を、
今日始めてバックドロップの唐澤さんからお聞きした。
大西順子、デューク・ジョーダン、マル・ウォルドロンなど、
大変質の高いライブをいくつも聴かせてもらった、
その思い出はいつまでも忘れないだろう。
お互いライブのチラシを置き合うことで、
親しくお付き合いしたことはなかったが、
シャイでいかにも人が良いといった笑顔が目に浮かびます。
心からご冥福をお祈りいたします。


スカイラーク SKYLARK

スカイラーク 「SKYLARK 」  揚げ雲雀(ひばり)
ジャズのスタンダードナンバー 1941年
作詞 ジョニー・マーサー
作曲 ホーギー・カーマイケル

この曲はローランド・ハナの「ドリーム」に入っているのを聴いて好きになりました。

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しかしですねえ、このすてきなスローラブバラードの曲調がどうもヒバリの、
とくにその鳴き声がもたらす印象と合致しないんですよね。

漱石はその鳴く様を「草枕」でこう書き表しています。
「せつせつと忙しく、絶え間なく鳴いている。方幾里の空気が一面に蚤に
刺されて居たたまれない様な気がする。あの鳥の鳴く音には瞬時の余裕もない。
のどかな春の日を泣き盡くし、泣きあかし、又鳴き暮らさねば気が済まんと見える」と。
蚤に刺されて・・云々はおもしろく笑ってしまいました。

でも、せつせつと恋の相手を求めて鳴く音に、
自分の気持ちを重ねた詞は分かりますね。
そう、曲は詞から生まれました。
と思いきや、マーサーはカーマイケルから曲を得て一年の後、
やっとの思いで作詞したそうです。

歌詞

Skylark, have you anything to say to me?
Won't you tell me where my love can be?
Is there a meadow in the mist
where someone's waiting to be kissed?

Skylark, have you seen a valley green with spring
where my heart can go a journeying
over the shadows and the rain
to a blossom covered lane?

And in your lonely flight
haven't you heard the music in the night,
wonderful music,
faint as a will o' the wisp, crazy as a loon,
sad as a gypsy serenading the moon.

Oh, skylark, I don't know if you can find these things
but my heart is riding on your wings.
So if you see them anywhere
won't you lead me there?

訳詞はインターネットで調べて下さいね。
そして、たくさんの演奏をユーチューブで是非聴いて下さい。
滋味溢れる親しみ深い名曲には名演も多いですよ。
jazz skylark で検索して下さい。

ローランド・ハナさんの最後になる愛弟子ジェブ・パットンが
奥さんでヴォーカリストの一恵さんと、ローランド・ハナさん
最後のライブ地、小布施「BUD」に6月14日に来て
ライブをします。皆さん是非聴きにきて下さい。
http://kazuepatton.wix.com/jazzkaz#!event/c23h3

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http://www.jebpatton.com/

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http://kazuepatton.wix.com/jazzkaz#!music-japanese/ckee

ジャズライブが終わって

今が旬という言葉がピッタリな【BIG CHTCH】の
楽しい!!!!ライブが無事終わりました。
始まりからアンコールが終わるまで、
すばらしい演奏を聴いて盛り上げてくれたお客さんと、
ミュージシャンの熱演に心から感謝です。
才能ある四人のさらなる成長と益々の活躍を
期待し祈りつつ、いつの日か再会できることを。

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楽しみなジャズライブ

《BUD JAZZ LIVE 【BIG CATCH】浜崎航with松本茜》
間近に迫ったライブはいよいよ12日木曜日。
発売されたCDを聴いて期待している方もおられるようです。
ジャズはスウィングともいわれているように、
その魅力は、演奏曲の【リズム】と【メロディ】に合わせ、
思わず身も心も揺れ弾んで聴く音楽です。
そして心に迫るジャズの音色【ブルース】
しかしCDそのままに音符をなぞった演奏はジャズではありません。
なによりもジャズがジャズと言われる所以は、
千変万化するスリリングで熱気あふれる【即興演奏】にあるのです。
今回はどんなジャズを演奏してくれるか本当に楽しみなライブです。

ウィントン・ケリーを聴きたけりゃ

ウィントン・ケリー(1931.12.2~1971.4.12)を聴きたいときは、
ズバリ「ブラックホークのマイルス・デイヴィス 1961.4.21
実録(ライブ)ものの臨場感に躍動する素晴らしいスウィング感は胸をすく。
クリーンなタッチによる歌心あふれるプレイの連続をよくぞ記録してくれました。
絶好調ノリノリのプレイにマイルスもニコニコしながら、
ソロプレイの時間をたっぷり与えているように思われてならない。
ついついボリュームは上がりライブは正にリアルタイム。
レッド・ガーランドを嚆矢にして、マイルスクインテットの、
モダンジャズクラシック最良のスタンダード最終盤の感。
ケリー生涯最高のパフォーマンスここにあり!
それにジャケットのカッコイイこと。

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ジャズはジャズらしく

ジャズはジャズらしく。
といっても、僕限定(つまり独断と偏見)のらしくですが。
さて、12月12日(木)にBUDでライブが決まった

Big Catch』 浜崎航ミーツ松本茜

Wataru Hamasaki meets  Akane Matsumoto Trio
http://akanejazz.com/akanejazz/Discography.html
このCDのライナーノーツにさりげなく
ジャズはスウィングとブルースが大事だと。
それに向かって果敢にチャレンジしている
二人の熱い心がなによりもうれしい。
ベートーベンやショパンで引きつけられないクラッシックはつまらないし、
スタンダードでジャズの醍醐味を聴かせられないプレーヤーは本物じゃない。
ジャズッポイのは安ッポイ。
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小布施駅から北信五岳

17日金曜日、長野のジャズハウス「グルーヴィー」で催された
小林陽一JJMのライブに行ってきた。
事前予約した折り、マスターのお話では集まりは・・・と、
少なめの感じでしたが入店してみると結構入っている。
その後も続々と若い人たちが入ってくるではないですか。
なんでも信大のジャズ研の学生だということ。
半額チャージでたくさん集まってくれるのなら、これはいいことだ。
リーダーの小林さん以外は20代から30始めのプレーヤーで、
ハツラツ・カッパツに元気な演奏を聴かせてくれ、
若者からおじさんまで大いに楽しんでいる様子でした。
ジャズよ、もっともっと元気に!もっともっと深くなーれ!

写真は長野行きを待つ小布施駅のホームから見た北信五岳。
左から飯綱・戸隠乙妻高妻・黒姫・妙高・斑尾。

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ミシェル・ペトルチアーニの映画「情熱のピアにズム」

ミシェル・ペトルチアーニ('62.12.28仏、オーランジェ生まれ~'99.1.6ニューヨークで死去)
映画があるのでチラシと割引券を置いてほしいと映画館から依頼があり、
二つ返事でお受けしました。#長野相生座・ロキシーで2月23日~3月8日♭
ペトルチアーニはロートレック (1864年11月24日 - 1901年9月9日)と共に
フランスが生んだ奇才。
人生の感動この一編にありですよ、ジャズ音楽ファンはもとより皆さんお見逃しなくね。

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36年の生涯に残した作品は何枚あるのだろうか。
この機会にウィキペディアで調べてみると・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%8B
ざっと30枚で80年代に15枚、90年代に15枚あることがわかりました。
他にもユーチューブで聴くことが出来る
Michel Petrucciani Trio 「Live in Cncert -Stuttgart 1998」
など、亡くなる直前まで素晴らしい演奏活動をしていたことがうかがえます。


(BUDにあるのは5枚のLP、青のマーカー)
  • フラッシュ - Flash (1980年)
  • ミシェル・ペトルチアーニ - Michel Petruciani (1981年)
  • デイト・ウィズ・タイム - Date With Time (1981年)
  • エスターテ - Estate (1982年)
  • トゥート・スウィート - Toot Sweet (1982年)
  • オーラクルズ・デスティニー - Oracle's Destiny (1982年)
  • ダーン・ザット・ドリーム - Darn That Dream (1982年)
  • 100ハーツ - 100 Hearts (1983年)
  • ライブ・アット・ザ・ビレッジ・バンガード - Live At The Village Vanguard (1984年)
  • ノート・アンド・ノーツ - Note'n Notes (1984年)
  • コールド・ブルース - Cold Blues (1985年)
  • ピアニズム - Pianism (1985年)
  • パワー・オブ・スリー - Power Of Three (1986年)
  • ミシェル・プレイズ・ペトルチアーニ - Michel Plays Petrucciani (1987年)
  • ミュージック - Music (1989年)
  • プレイグラウンド - Playground (1991年)
  • ライヴ - Live (1991年)
  • カンヴァセーション - Conversation (1992年)
  • プロムナード・ウィズ・デュー ク - Promenade With Duke (1993年)
  • 未発表ボックス - Concerts Inedits (1993,1994年)
  • マーヴェラス - Marvellous (1994年)
  • デュオ・イン・パリ - Conference De Presse (1994年)
  • シャンゼリゼ劇場のミシェル・ペトルチアーニ - Au Theatre Des Chapls-Elysees (1994年)
  • ドレフュス・ナイト - Dreyfus Night In Paris (1994年)
  • フラミンゴ - Flamingo (1995年)
  • ミシェル・ペトルチアーニ - Michel Petrucciani (1996年)
  • ソロ・ライヴ - Solo Live (1997年)
  • ボース・ワールズ - Both Worlds (1997年)
  • ライヴ・アット・ブルーノート東京 - Live In Tokyo (1997年)
  • カンヴァセーション・ウィズ・ミシェル - Conversations With Michel (1998年)

  

若い女性のジャズ好きが増えている!

若い女性のジャズ好きが増えている!
えっ、ホントなの?

信濃毎日新聞12/25付「斜面」に載った記事。
山ガール、カメラガール、歴ガールと
日本の文化を引っ張る近頃の女性。
ジャズも例外ではなく、
一人でライブに通う人が増え、
女性向けのガイド本も盛んに出版されているというのだ。
そして、彼女らが過渡期にある日本ジャズ界にどんな刺激を
与えるのか楽しみだ。ジャズ女子の感性に期待したい。
と書かれていました。

映画『スウィングガールズ』(Swing Girls)が公開されたのは 2004年9月。
あれから8年、当時の女子高生は今やステキなジャズガールに!
ジャズ喫茶のオヤジとしては朗報この上ないグッドニュースなのだが、
上原ひろみなど全く聴かないガンコオヤジがやっている『BUD』に、
はたしてジャズガールは来てくれるだろうか(笑)

ジャズにとって美とは

マイルス・デイヴィスのプリンシプルは美なんじゃ。
だもんでな美=ジャズ、ジャズ=美。
これがマイルスのプリンシプルになっておるんじゃよ。
もっといえば、マイルス自身の存在も含めてな。
マイルスはそう思っていたかどうか分からんがね。
そうありたいと希っていたとは思うね。
それは言ってみれば「美の化身」
マイケル・ジャクソンにも相通ずるよ。

マイルスは「オレはいつもブルースをやっている」そう言ってた。
そりゃそうだ、マイルスにとってブルースはスピリットだからね。
スピリットのないジャズなんて「そりゃ一体何だい」というわけ。
じゃあスピリットってなんなの。
マイルスは面倒くさそうに「プッ」とペットならし
ニヤッとするだけ、かもしれないよ。
まっ、オレの演奏を聴いて、あとはお前さん次第さ。とね。
人生だよ、人生。
人生の生々しい感情。
喜怒哀楽。
オレのペットにそれが聞こえたら、お前さんはジャズを聴いたんだよ。
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