年末のご挨拶に森貘朗さんを訪ねると「たぁくらたぁ」22号が置いてあった。「昨日、野池さんが来てね」、持ってこられたと。ついて出た言葉は「『たぁくらたぁ』は、たぁくらたぁでなくなってきたなあ、たぁくらたぁ(のんきもの)なのはオレだけだ。確かに記事は今日を憂い明日をも憂いている。特に若者の深刻さは、小西和実さんの記事にあるように「世の中これでいいのか」という自分自身にのしかかった鮮烈な問題意識に、「どうにかしなければ」という真剣な態度に如実に現れている。しかし彼の素晴らしいところは、問題解決を地域の老若男女の仲間(コミュニティ)と共にして、新しい時代にふさわしい社会を創っていきたい、という願望があること。若い人のそのような姿勢と意気込みにこそ、明日への希望があるように思えてなりません。「たぁくらたぁ」に若い人の希望をこれからも載せてほしいですね。
◇「たぁくらたぁ」は毎号BUDで発売しています。
「たぁくらたぁ」22号発売
◇「たぁくらたぁ」は毎号BUDで発売しています。
「たぁくらたぁ」22号発売