アル&ズートのアルバムは6枚持っていますが、その中で少し特異とも言える感じのアーシーでブルージーな1枚が「Body and Soul」MUSE5016。1曲目からサウンドカラーが他のアル&ズートと違って黒いムードが漂う。ジャズはやっぱりこういう雰囲気がジャズらしくていい。このムードの出元はなんといってもピアノのジャッキー・バイヤードだと睨んだが・・どうだろう。もう一人の黒人、ベーシストのジョージ・デュビビエの重いベース・ワークは確かに黒いが、ブルース・フィーリングはバイヤードよりもソフィストケートされているように感じる。ちょっとハードで前のめりでプレイするアルとズートのサウンドが運んでくるのはハードバップの薫り漂う風。なんともさえないレコード・ジャケットだが、全トラックは聴き応えある本物のジャズ。中古レコード店では見逃されている1枚かもしれませんね。

