グールドは楽しいそして面白い。というワケでこの頃クラシックをよく聴いています。グールドといえば、まずバッハなんでしょうが、ベートーヴェン、モーツァルト、ハイドン、ブラームスなど、これはと思ったものは何でも聴いています。グールドの演奏は譜面という材料を自分の感性とアイディアで音味や音色を調理し“プレイ”している。この感じが好きですね。一流の演奏家はみんなやっていることでしょうが、グールドはグールドだけの天分でもって、とことん自分の世界で“プレイ”している。僕はこの音楽の美味しさたっぷりの味が好きだなあ。あの世で二人語り合いながらバッハもニコニコ聴いているような気がします。あッ、お客様です。「今日はクラシックですか」「えェッ、次はジャズを」(笑い)