~津波から半年の三陸を訪ねて~南三陸から石巻まで

19日(水)はれ
本吉郡南三陸町(2005年歌津町と志津川町が合併して出来た町)
海沿いを走る気仙沼線陸前小泉駅付近の高架陸橋の橋桁の一部、そして歌津伊里前湾に架かる国道45号のコンクリートの橋桁はことごとく津波に流されて消えていた。
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志津川湾に面した南三陸町の中心である志津川地区。鉄筋コンクリートを除いて全て津波にさらわれ、見渡す限り土台だけが残る風景が広がっていた。
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放射線量を測定するため、仕分けされた木材の山からサンプルを取りだしているところ。
宮城県がガレキの安全を保証しようと県内各地で検査を進めているとのことだった。
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石巻に着いたのは夕暮れ、いよいよ旅も終わりが近づいてきました。
海岸へ向かう道路の安全地帯に置き去りになっているつぶれたタンク。RIMG4789

石巻湾の美しい夕日を眺めつつ旅は終わりました。
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東北の地は自然が豊で山海の産物は滋味溢れる美味しいものばかり。そうした今が旬なもの、例えばマツタケやらサンマ・サケ・サバなどを現地で、出来れば居酒屋で地元のお隣さんに声かけて飲みながら食べたかったなあ、そして昼間はもう二三カ所でコーヒーを淹れ飲みながら。それにはもう一日、いや二日は必要だったように思う。なにかそそくさと帰りを急いだことが本当に悔やまれる。三陸は本当にいい所だった。それだけに一日も早く訪れる人を魅了し元気を与えてくれる三陸に蘇って欲しい!と思い願わずにはいられない。ガンバレ東北、立ち直れ三陸。みんなで応援しよう!