朝6時、奈良駅前のホテルを出て奈良公園に向かって散歩に行く。
30分ほどで東大寺南大門に着く。高さといい柱の太さといい多数の巨木を使った巨大建築。仁王も見上げるばかり。その巨木(直径1.5m高さ30m)も鎌倉期になると日本の山から消えていたという。大仏殿に向かう早朝の参道は観光客の姿なく、鹿と散歩やランニングの人がちらほら見うけられるだけで冷えた空気と静かな雰囲気が気持ちいい。大仏殿から東にゆるやかな登り道を行くと山の斜面に柱を立てた二月堂に着く。回廊では散歩に来た人たちが街を見下ろしながら一服しての談義に花を咲かせていました。階段を降り裏参道を下ると大仏殿の裏手、この辺りの落ち着いた佇まいは奈良の魅力を一層引き立てているように感じる。後は正倉院(工事中)を巡りホテルへ、2時間の散歩でした。朝食後は法隆寺へ、いよいよ救世観音とのご対面です。

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早朝の大仏殿参道

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二月堂回廊で

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東大寺裏参道

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奈良公園の紅葉