ドイツから帰ってきた藤井さんとライブの打ち合わせ、
と思っていたのが話はあらぬ方へ・・・
何の話かというと、日本の現状を憂うという、
マジメな話になぜか二人とも次第に熱を帯びてしまった。

東条英機らが誤って起こした戦争によって日本と日本人は、
領土と国民の生命財産を失い悲惨な目に遭わされた。
この責任の総括を日本人一人一人の問題としないで、
国民主権の民主主義などどこにもないのではないか。

東条英機らによって間違った戦争にかり出された戦争犠牲者と、
その張本人である戦争犯罪人(と日本人が断罪しなければならない)を
共に靖国神社に祀ることは、先ず以て日本人自らが、
日本人の霊魂にかけて絶対許してはならない道徳であり倫理ではないのか。
貿易立国の日本は世界の孤児になってどうするの。
ま、そんな話しだったか。

さらに言うなら、明治憲法の天皇主権下で戦争を仕掛けて負けたのは、
日本国始まって以来の恥辱的大逆罪ではないのか。
その奸臣を靖国に祀る“コンタン”もまた非国民的犯罪行為ではないのか。