やはりレコードの音はいい。
どこが何がいいのかと思うだが、
いいものはいいとしかいいようがない。
それは、おいしいものはおいしい。
うつくしいものはうつくしいと同じで、
よさを言葉で表現するのはとても難しい。
レコードの良さは今まで何度も経験してきたことだけど、
そのたびに感心し感動し、よさを(再、再々・・)確認してしまう。

楽器音は演奏者の心そのものだと思う。
その心の豊かさを感じるのは、
CDとレコード双方を聞き比べてみると、
レコードに刻まれた物理的振動音がもたらす音の
厚みと陰影、そして深さにより一層の豊かさを憶える。

今日もまたやはりレコードはいいと思いながら、
マリア・グリンベルグのベートーベンのピアノソナタを聴いた。
すばらしいレコードです。

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