オーディオの音が変われば音楽の印象も変わります。
音楽から得られる印象をより良いものにしたい。
気持ちの良い音で気持ちよく音楽を聴きたい。
オーディオファンは皆そう思っています。
カートリッジ、フォノモーター、プリアンプ、メインアンプ、スピーカー、
大まかにいってこれらのどこを換えても音は変わります。
要はバランス、レコードに入っている以上の音は出てこないわけですから、
どんなレコードをかけても入っている音が過不足なく出て、
「ちゃんと」音楽として聴こえ楽しめる、
ということが最も大切な基本ですね。
それを人がどう言おうと自分が納得していることが大事です。
自他を比較しての優劣はつきまとうものですが、
まずは精一杯作り上げた自分のオーディオを愛しましょう。
後は誰でも簡単にできることではありませんが、
音楽を年代別ジャンル別に、それに相応しいセットで聴くとか、
オーディオファンならではの追求は楽しみでもあり悩ましくもあります。
それはもう各自のセンスと好みに任されます。
しかし深追いは音に標準を合わせるあまり音楽を見失いがちになり禁物です。
音が良いと音楽が良いとは同じではありませんからね。
そして音楽の良し悪しと好き嫌いも別だと思います。
独断と偏見という偏愛もありですが、それを周囲にまき散らすの勘弁ですね。